Q&A
2008年04月22日 (?歳/女性)
12年前に眼底出血(左眼のみ)にかかり、網膜に薄い膜が張ったままです。
両目とも強度の近視で、飛蚊症があります。
現在眼底に異常はないそうですが、左眼の視界はまだらで、気圧変化などによって霞みやすく、少し不安定です。
右眼の負担が重いので手術を検討していますが、左眼も同時にしないと意味がないように思います。
可能でしょうか?
飛蚊症の原因は多くは眼球内の硝子体という部分の混濁によるものです。
レーシック治療では角膜の治療は行いますが、硝子体には影響を及ぼしませんから、残念ながら飛蚊症は改善しません。
但し、飛蚊症がある場合でも、眼の状態に問題がなければ(飛蚊症が眼の病気によるものでなければ)、レーシック治療には支障ありません。
飛蚊症は、ほとんどの場合は問題ありませんが、網膜剥離などの病気の前兆で出る場合もありますから、急激に飛蚊症の症状が悪化したような場合には、できるだけ早めにお近くの眼科もしくは当院に受診して頂くことをお勧め致します。
また、レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、眼の神経や網膜など何らかの眼の異常があり視力が出ない場合、レーシック治療をお受け頂いても残念ながら視力の回復はあまり望めません。
尚、現在の眼の状態に関しましては文面のみでははっきりとはわかりかねますので、まずは現在の眼の状態を診て頂いている眼科の主治医の先生に、レーシック治療が可能かどうか、一度ご相談されることをお勧め致します。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。