Q&A
2008年04月24日 (33歳/男性)
名古屋 にて適応検査を受けその結果、角膜の厚さが足りないとの事でラゼックを進められ、名古屋 では機材がそろってない為、大阪 にて手術の予約をしました。
予約をしたものの、ラゼックは痛みがある事、ホームページ上でもイントラレーシックの事は詳しく掲載されているのですがラゼックは詳しく掲載されていない事、周りにレーシック治療者は何人かいますが、ラゼック経験者がいないので少し不安です。
ラゼックはレーシックの中の一つですか?
自宅が滋賀なのですが一人で電車で帰れますか?
術後の視力の安定に時間がかかるとの事ですが、仕事で車の運転はできるでしょうか?
強度近視(0.04/0.06)ですがどこまで回復するか不安です。
以上です。
回答よろしくお願いします。
角膜の表面の上皮細胞層のみのフラップを作成する治療方法として、エピレーシック治療ラゼック治療がございます。
エピレーシック治療は、刃物を用いて上皮細胞層を切開する手法であり、ラゼック治療はアルコールを用いて上皮細胞層のフラップを作成致します。
ラゼック治療エピレーシック治療ともに手術後3ヶ月後の結果は平均視力が1.5以上と、イントラレーシック治療と同様に良好な結果が得られており、最終的な結果はラゼック治療エピレーシック治療の間で特に差はございません。
また、特に手術後間もない時期はラゼック治療エピレーシック治療ともに回復に時間がかかり、初期には痛みを伴いますが、当院ではラゼック治療でアルコールを使用する際にはアルコールの使用そのものはごく短時間の使用であり、当院でお受け頂いた方に関しては、特にアルコールの使用によって、エピレーシック治療ラゼック治療の間で痛みや回復の早さに差はございません。
ラゼック治療エピレーシック治療を選択する場合として、角膜が薄い場合、網膜に弱い部分がある場合や、その他に角膜に怪我による混濁などがある場合などがあげられます。
ラゼック治療後、眼の状態がほぼ安定してくるのには約 6ヶ月前後かかりますが、特に手術後間もない時期は、視力の差が出やすくなっております。
平均的な経過で申し上げますと、手術 1週間前後に 1.0前後まで回復することが多いのですが、回復の早さには個人差がございますため、特にお車の運転に際しましては、ご自身の見え方が大切になってきますから、ある程度見え方が安定してきてから運転を再開して頂くと良いかと思います。
ラゼック治療後は、視力が安定するのには時間がかかるため、特に手術後間もない時期は出来るだけお仕事がお休みできる期間があったほうが宜しいかと思います。
一般的には手術後3.4日間は眼の痛みも生じやすく、見え方が最も不安定となるため、一般的な事務作業等をされている方に関しましては、手術後4日後以降にお仕事に復帰して頂くことをお勧め致しております。
また手術当日も再度、検査診察がございますのでもしご心配なことがございましたら何でもご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。