Q&A
2008年05月02日 (42歳/男性)
1月に貴院にて検査を致しましたところ、左目はレーシック手術可能、右目は度数が強すぎ不可と言われました。
併せて緑内障の疑いを指摘され、一般眼科に行きましたところ「眼内レンズを入れるという手もあるよ」と教えられました。
現在右目のみ眼圧を下げる目薬を点眼しています。
右目フェイキック、左目レーシックという手術は可能でしょうか?
左眼に関しましては、角膜の厚さが足りるためレーシック治療をお受け頂くことは可能ではあるのですが、右眼に関しましては、残念ながら角膜の厚さは前回の検査の結果では、近視度数が左眼よりも強く、角膜を削る量が増えてしまい、治療に必要な角膜の厚さが足りないため、残念ながらレーシック治療をお勧めすることは出来ませんでした。
尚、レーシック治療以外の視力回復手段としては、眼球内に人工のレンズを入れる手術(フェイキック IOL手術)及び、眼球内のもともとの水晶体そのものを人工のレンズに取り替えてしまう手術がございます。
眼球内に人工のレンズを追加して入れる手術に関しましては、前回の検査結果からは、眼球内の人工のレンズを入れるスペースが狭いため、現時点ではその手術は適応とはなりません。
また、もともとの水晶体を人工のレンズに取り替える手術に関しましては、現在右眼に緑内障の疑いがあり、その治療を始められたばかりですので、すぐの治療はお勧めできませんが、今後の治療の選択肢としてはお考え頂くことは出来るかと思います。
尚、眼球内の水晶体を人工のレンズに取り替える手術に関しましては、当院では残念ながら行っておりません。
その手術に関しましては、一般の眼科にて行われております、白内障の手術に応用になりますので、治療に関しましては現在眼の状態を診て頂いている一般の眼科にて、ご相談頂くと良いかと思います。
また何かご心配なことがございましたらご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。