品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2008年05月06日 (40歳/男性)

Q.相談 19歳の頃に右目について「円錐角膜」と診断されました。
コンタクトレンズでの矯正を試みたのですが、ソフトレンズの上にハードレンズをのせるという状態で、実用的ではありませんでした。
(目玉を動かすのにも痛みが伴いましたし、急な動きで、ずれてしまいました)
コンタクトレンズもしないまま、その後20年以上が経過し、片目(左目)だけでの生活が普通になっているのですが、そんな時にクリニックさんの資料をみました。
自身では角膜移植しかないと思っているのですが、これだけ年月が経過してしまっている状態でも角膜リングでの矯正は可能でしょうか?

 

A.回答 円錐角膜がある方への治療方法としては、当院では『角膜内リング』を行っており、良好な結果が得られております。
『角膜内リング』は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材を、イントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる治療方法です。
角膜リング治療の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ矯正して、今までの視力を向上することにあります。

また、角膜が歪んでしまっている場合には、通常の眼鏡やコンタクトレンズの装用が困難である場合が多いのですが、そのような方に関して角膜の歪みを治療することで、より眼鏡やコンタクトレンズを合いやすくします。
その他、角膜内リング治療には、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる治療法だと思われます。
但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、イントラレーシックほどの矯正精度はありませんので、手術後も幾分か近視乱視が残ることがあり、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることがございます。

実際に角膜内リング治療が可能かどうかは、現在の眼の状態を詳細に検査してみないとわかりません。
(検査の結果によっては、リングの手術が適さない場合もありますことを予めご了承下さい。)
尚、通常のレーシック治療であれば、手術後の術後検診はお近くの眼科を紹介させて頂くことが可能ですが、角膜内リング治療をお受け頂く場合は、検査手術をはじめ、術後検診も東京 への通院が必要となります。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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