品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2008年05月09日 (28歳/男性)

Q.相談 円錐角膜と診断され、イントラ角膜リングの手術を検討しています。
よろしければ以下の点について教えてください。
現在はメガネを使用しており、眼科医にはハードコンタクトで視力がでるようになると言われています。
ただ、webの情報によるとこれから進行した場合、角膜移植手術が必要になることもあるとありました。
移植手術が必要な段階になってもイントラ角膜リングの手術を受けることは出来るのでしょうか。
現在右目0.3、左目0.7視力がありますが、早期にイントラ角膜リングの手術を受けた方が視力が戻りやすい、進行していってからの手術だと視力が戻りにくいといったことはありますか。
個人差があるのは十分承知していますが、傾向としてはどうなのかが知りたいです。
よろしくお願いします。

 

A.回答 円錐角膜がある方への治療方法としては、当院では「角膜内リング治療」を行っており、良好な結果が得られております。
「角膜内リング治療」は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材を、角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる治療方法です。

角膜リング治療の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ矯正して、今までの視力を向上することにあります。
また、角膜が歪んでしまっている場合には、通常の眼鏡やコンタクトレンズの装用が困難である場合が多いのですが、そのような方に関して角膜の歪みを治療することで、より眼鏡やコンタクトレンズを合いやすくします。
その他、角膜内リング治療には、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる治療法だと思われます。

いつ必要になるかわからない角膜移植の時期を遅らせることも出来ます。
但し、角膜リング挿入手術は角膜移植の代用にはなりません。
角膜内リング手術は後に角膜移植をすることがあったとしても、リングが除去されると角膜は手術前の状態に戻るため、角膜移植に影響を及ぼすことはございません。
成功率は手術を受けられる方の状態によって異なります。
早期に手術すれば、成功率は高くなります。
円錐角膜初期段階の成功率は95%です。
但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、イントラレーシックほどの矯正精度はありませんので、手術後も幾分か近視乱視が残ることがあり、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることがございます。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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