Q&A
2008年05月10日 (?歳/男性)
9年前にレーシック手術を受けました。
当時の視力は両眼、0.08でしたが術後1.0〜1.2に回復しましたが、1年後ぐらいには0.7から現在0.5位に落ちました。
元々、角膜が薄い方なので、再手術は勧められないとの事です。
ゴルフや野球をするときだけ、使い捨てコンタクトを装着してますが、レンズをはずした後、ものすごいドライアイに襲われ、車の運転が辛くなります。
貴院のホームページを拝見して、フェイキックIOLを知りましたが、レーシック手術をした人でも、フェイキックIOL手術を受けることは可能でしょうか?
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正するのですが、角膜を削ることができる量には限界があるため、角膜の厚さに余裕が無い方は、手術後に近視の進行などで視力が低下した場合には、進行した近視乱視度数によっては、同様のイントラレーシック治療では再手術をお受け頂くことができない場合も有り得ます。
そのような場合でもコンタクトレンズや眼鏡の装用は可能であり、また、角膜を削らずに近視を矯正する「フェイキック IOL手術」もお受け頂くことができる可能性はございます。
「フェイキック IOL手術」に関しましては、実際にお受け頂くことができるかどうかは、眼球に「フェイキック IOL手術」で使用する人工のレンズを入れるスペースが十分にあるかどうかや、角膜の細胞が十分にあるかどうかなど、眼の状態を詳細に検査した上で判断する必要がございます。
当院でもフェイキック IOL手術も行っており、この治療法でしたら角膜の厚さが足りない方でも治療をお受け頂くことが出来ますが、眼への負担が大きく、手術後の回復も考慮して、40歳以降の方には積極的にはお勧めしておりません。
尚、再手術に関しましては、前回の手術のデータなどが残っている、治療を受けられた眼科にご相談して頂くと良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。