Q&A
2008年05月17日 (22歳/女性)
はじめまして。
レーシック手術をした知り合いに貴院のことを聞き、この度予約いたしました。
私はドライアイで瞬きの回数が多いのですが、検査で手術可能だったとして、術後視力低下の恐れが通常より高くなる可能性、ドライアイがさらに進行する恐れはありますでしょうか。
また、術後仕事に復帰するまでどのくらいかかるでしょうか。
翌々日にはパソコン操作を避けたお客様対応の仕事をしたいと考えているのですが・・・
さらに、検査の日程が希望通り今月25日前後だったとして、手術を翌日26日、検査を27日に行った後、31日にバーベキューがあるのですが、参加可能でしょうか。
他にも居酒屋など、タバコや煙などが気になる場所に出入りするため、手術後の経過に響かないか心配なのですが・・・
ただ、キャンペーンが今月末までなので、来月になると厳しいですし・・・
多々お手数をお掛けいたしますが、ご返答いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
ほとんどの方は治療後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック治療そのものは現時点での近視乱視を治療することは可能ですが、その後の近視を予防することは、残念ながら出来ません。そのため、レーシック治療後に良好な視力に回復された場合でも、術後の生活によっては少し進行する可能性もございます。
また、当院で治療を受けられた患者様の99.7%が1回の治療で 1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は、1回目の治療でも近視乱視が残り、視力の回復が不十分になる場合もございます。
このような場合には、角膜の厚さなど眼の状態に問題がなければ、追加矯正治療により更に視力を向上することは可能です。
(手術後の近視の戻りや、1回目の手術でも近視や乱視などが残り再手術を要した割合は1%未満となっております)
レーシック治療後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、手術後はしばらく乾燥症状が強くなります。
通常は時間の経過と共に徐々に改善してくるのですが、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
尚、手術前からドライアイの傾向がある場合には最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、治療によって視力を回復した後も、やはり、乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。
また、涙の分泌量がある程度安定するまでの間は、今まで以上に乾燥症状が強くなるため、しばらくは点眼薬等によるケアが必要となってくる可能性がございます。
また、当院では手術前の検査にて、角膜の乾燥状態や涙の分泌量を調べる検査を行っており、ドライアイが非常に強い場合には、ドライアイの治療をお受け頂いた後にレーシック治療をお勧めする場合もございます。
見え方は個人差がございますが、翌日検診後は裸眼で生活頂けますので、レーシックを受けられたほとんどの方は、手術翌日検診後もしくは翌々日から通常の仕事に復帰されております。
最近では仕事等でパソコンを使用する頻度も高くなり、眼を酷使せざるを得ない環境が増えていますが、ほとんどの方はレーシック治療後に良好な視力を保たれております。
また、基本的に手術をしても、後で近視の戻りが出やすい眼と検査で判断した場合には手術をお勧めしておりません。
但し、最初の内は眼が疲れやすい、眼が乾きやすい、といった症状が出やすくなりますので、乾きを感じた際には点眼薬を使用して頂いたり、特にパソコンなど手元の作業をされる際には瞬きの回数が減ってより乾燥しやすくなりますため、意識して瞬きをして頂いたり、時折休憩を入れるなどされるとより良いかと思います。
●飲酒は手術後の炎症を増長する可能性がある為、手術後3日目から可能となります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。