Q&A
2008年05月18日 (36歳/男性)
12/23に検査を受けて、半年後の検査で変化がなければラゼックの手術可能との回答を頂いています。
(検査結果は、膜圧が薄いためレーシックは不可。
視神経が弱っているため半年の経過観察必要。だったと思います。
4月末に眼科で診察を受けて異常なし。)
ラゼックとエピの選択肢があると思いますが、それぞれの長所と短所を教えてください。
また、エピの場合の術後の定期診断についても教えてください。
ラゼック治療およびエピレーシック治療に関しましては、ともに角膜上皮細胞層のみのフラップを作成して近視乱視を矯正する治療であり、原理的には同じものです。
尚、エピレーシック治療は刃物を用いて上皮細胞層を切開し、ラゼック治療ではアルコールを使用して、角膜上皮細胞層の接着をゆるくしてフラップを作成します。
いずれの方法も、手術 3ヵ月後の平均視力は当院では 1.5以上と良好な結果が得られており、その手術後の経過や結果に関しましては、エピレーシック治療ラゼック治療ともに、ほぼ同等であると考えて頂いて結構です。
尚、エピレーシック治療ラゼック治療いずれの方法を選択するかは、眼の状態によっても異なってくるのですが、エピレーシック治療の場合、角膜を切開するのに、エピケラトームというやや大きめの機械を用いて切開するのですが、前回の検査結果からは、眼の幅(瞼裂幅)が狭く、器具が入りにくく、また入りにくい状態で器具を取り付けた場合には、深く切れすぎてしまうなどのトラブルが起きる可能性が生じてしまうことなどから、使用する器具も小さく、切れすぎてしまうなどのトラブルもない、ラゼック治療を今回はお勧めさせて頂いております。
尚、前回の検査結果では、視神経の一部が弱くなっているように見えましたため、一度その検査を眼科にてお受け頂いた後に、問題がなければ治療をお受け頂くことは可能と判断させて頂いております。
検査の結果、問題がなければラゼック治療をお受け頂くことは可能ですので、治療のご希望がございましたら、お電話にてご予約下さい。
尚、レーシック治療をご希望の場合には、初回の術前検査から 3ヶ月以上経過しておりますので、再度術前検査をお受け頂く必要がございますことをご了承下さい。
また、ご心配なことがございましたら何でもご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。