Q&A
2008年05月26日 (?歳/女性)
友人にレーッシク手術を勧めてみました。
相手は50歳ぐらいの方で、5、6年前から老眼が始まっていて彼女いわく:
すでに自分もいろいろ調べてレーッシクを検討してみたが、老眼が始まって進行中の人は、目が不安定なのでレーシックの対象にはならないという結果で諦めた。
だから老眼がすでに始まってからの手術は問題があるのでは、といわれました。
いったいそのようなことはあるのでしょうか?
それからもう一人のやはり50歳の友人は、年をとり老眼が強くなるに従い、近視が逆に良くなり、裸眼でもだんだん良く見えるようになるから、手術をする必要性はないのでは?とおっしゃっています。
そのようなこともあるのでしょうか?
老眼が始まっている方でも角膜の厚さや形状等、眼の状態に問題が無ければレーシック治療をお受け頂くことは可能です。
レーシック治療で近視乱視を矯正することは可能ですが、老化現象である老眼の治療とはなりませんので、既に老眼が始まっている方に関しましては老眼が残る為、手元を見る際には老眼鏡が必要となってきます。
尚、そのような場合でも普通に眼が良い方と同じように老眼は生じますが、普通以上に老眼の進行が早くなったりするというわけではございませんので、ご安心下さい。
尚、近視のメリットとしては近視の程度が軽度である場合には、老眼が始まった場合でも眼鏡を外すことで手元を見ることはできますが、遠くを見る際は近視によってぼやけてしまうため、眼鏡の装用が必要となってきます。
また、近視の程度がある程度以上になってくると、手元を見る際にも近視によって見えづらく、且つ、遠くを見る際にも近視によって見えづらいため、遠近共に眼鏡が必要となります。
一般的に加齢と共に老眼が強くなった場合に、近視が軽くなるということはございませんが、年齢と共に白内障等の眼の病気が起きたときには眼の度数が変化して、それによって遠近の見え方が変化する可能性はございます。
また経過に関してご心配なことがございましたら、次回は3ヶ月後検診のご予定となっておりますが、その際には眼の状態を再度詳細に検査をさせて頂きますので、ご心配なことがございましたら、何でもご相談ください。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。