Q&A
2008年05月28日 (?歳/女性)
ハードコンタクトを使用、検査に備えて本日より装用を中止しましたが、かなり強度の近視なのでメガネではあまり視力が出ず、とても不便です。
2週間これで耐えた後「近視が強すぎて手術不適応」と言われるととてもショックなのですが、私ほどの近視でも、手術ができるものでしょうか?
また長くレンズをはずさなくても、全く手術が不可能かどうかくらいは検査できないものでしょうか?
ちなみに現在のコンタクトのパワーは−8.75です。
レーシックについて調べるとよく「カスタムビュー」という言葉を耳にします。
これは、品川近視クリニックさんの「ウェーブフロントアナライザー」と同じものでしょうか?
コンタクトレンズをご使用中の方は、“検査”と“手術”の前はいずれも、コンタクトレンズの装用を、一定期間中止して頂いております。
当院で導入している最新のエキシマレーザーは、検査結果をもとにレーザーを照射しており、より高い矯正精度を得る為には、コンタクトレンズの装用で圧迫されている角膜を元の状態に戻し、正確な検査を行う必要がございます。
【装用中止期間(使い捨てのレンズの場合も同様です)】
ソフトコンタクト(近視遠視)は3日間
ソフトコンタクト(乱視入り)とハードコンタクトは2週間(14日間)
特に近視が強い場合などには眼鏡の装用が困難かと思いますが、正確かつ精密な眼のデータを測定することが、より正確な治療を行う為に、非常に重要となりますので、コンタクトレンズ装用中止期間が必要でありますことをご理解下さい。
現在レーシック治療では近視乱視を治すのみならず、眼球の細かい凹凸まで検出して更に質の高い矯正が可能になっておりますが、その矯正方法が治療する機器によって異なる名称で呼ばれており、他のクリニックでは「カスタムビュー」という名称を用いてるクリニックもございます。
眼球全体の眼の細かい歪みを検出して矯正する方法として、当院ではウェーブフロントレーシックを行っております。
ウェーブフロントレーシックは、特に眼球の歪みが大きい方に対して効果がある治療方法です。
当院では、強度近視や強度乱視などで機械的に測定が不可能な場合を除いて、基本的に全例に対してウェーブフロントの検査(ウェーブフロントアナライザー)を行っております。
その結果に基づいて、一定以上に眼球の歪みが強く、尚且つ角膜の厚さに余裕がある場合には、ウェーブフロントアナライザーを直接エキシマレーザーにリンクさせて照射を行います。
当院では患者様にとって最善の結果が出るべく、治療を行っておりますので、もちろん、全ての患者様にウェーブフロントレーシックが最善の選択肢であるとは限らないため、使用しない方が良い結果がでると判断された場合には、使用しない場合もあります。
尚、ウェーブフロントを直接リンクさせない場合でも、当院で導入しているエキシマレーザー「Allegretto WAVE Eye−Q 400Hz blue line Shinagawa Edit-ion」は、その照射方式がウェーブフロントの理論に基づいて照射が行われており、通常と同じ切除量でウェーブフロントと同等の効果を出すことが可能となっております。
つまり、当院で用いているエキシマレーザーの性能そのものがカスタムビューのレーシック治療内容に相当します。
(当院ではウェーブフロントの検査使用による追加費用は一切かかりません)
レーシック治療を行っているクリニックはいくつかあり、それぞれに価格内容は異なります。
各クリニックにて実際に検査やカウンセリングをお受けになり、ご納得のいく内容のクリニックで手術をお受けになられることをお勧めいたします。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。