Q&A
2008年05月29日 (37歳/男性)
質問させて頂きます。
昨日、検査を受けました。
その際、「角膜が薄い」「角膜の下部が前に出ていて、形が一定ではない」と言う理由から、適合不可となりました。
そのまま帰宅したのですが、本日インターネットにて調べておりますと、”エピレーシック”と言う角膜が薄くても手術可能なものを見つけました。
御社でも取り扱っておられます。
これは私の場合、こちらで手術可能なのでしょうか?
また通常のレーシックが不可の場合、エピレーシックや他の方法の案内はされておられないのでしょうか?
ご回答、よろしくお願い致します。
前回の検査結果では、角膜の形状の検査にて角膜の下方にゆがみを認める結果が出ておりました。
このようにもともとの角膜の形状にゆがみがある場合には、角膜がゆがみやすい性質を持っている可能性があり、レーシック治療で角膜を削った場合でも、その後、角膜に再びゆがみが生じて近視乱視が出てきてしまう可能性があるため、残念ながら角膜を削って近視乱視を矯正するレーシック治療(イントラレーシック治療、エピレーシック治療、ラゼック治療いずれも)はおすすめすることは出来ませんでした。
尚、そのほかの治療手段としては、角膜を削らず、眼球内に人工のレンズを挿入して視力を回復するフェイキック IOL手術という方法がございますが、前回の検査結果からは、眼球内の人工のレンズを挿入するスペースが狭い為、フェイキック IOL手術も現時点ではおすすめすることは出来ません。
また、角膜内にリング状の補強材を挿入する角膜内リング治療もございますが、角膜の形状から、リングの効果が強すぎるためにかえって乱視等が生じてしまい、視力の回復が不十分となる可能性があるため、角膜内リング治療もおすすめすることはできません。
今後医療技術の進歩により、安全に治療をお受けいただくことができるようになる可能性はございますので、治療のご希望がございましたら、今しばらくお待ちいただくことをお勧めいたします。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。