品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2008年05月30日 (28歳/女性)

Q.相談 検査を受け角膜が薄いためレゼックをすすめられました。
手術後痛みがあるとのことですが、一般的にどの程度何日くらいあるのでしょうか?
また、何ヶ月後に再検査した場合、角膜厚が厚くなることはあるのでしょうか?
あと、ラゼック手術の場合、アルコールで浸すため、将来的に問題が起こる場合もあると本で読んだのですが事実を教えてほしいのです。
裸眼で見えるようになりたいので教えてください。

 

A.回答 角膜に異常がある場合に角膜が薄くなることもございますが、角膜の厚さは生まれつきのものであり、角膜の厚さは年齢、薬、生活習慣などでは残念ながら厚くなることはありません。

当院では角膜の厚さが足りずイントラレーシック治療をお受け頂くことができない方に対して、より薄いフラップを作成して治療を行う、エピレーシック治療ラゼック治療を行っております。
通常、イントラレーシック治療では約 100ミクロンの厚さのフラップを作成しますが、エピレーシック治療ラゼック治療では、より表面の角膜上皮細胞層と呼ばれる部分(約50ミクロン)を剥離して近視乱視を矯正するレーザーを照射して治療を行います。

角膜上皮細胞層を特殊プラスチック製の刃物を使用して剥離する方法がエピレーシック治療です。
また角膜の形状によっては刃物を使わないほうが良いと判断した場合には、薬品(アルコール) を使用して上皮細胞層の接着をゆるくして剥離するのですが、その方法がラゼック治療と呼ばれます。
基本的にはエピレーシック治療ラゼック治療ともに、同じ角膜上皮細胞層を剥離して、近視乱視を治療するレーザーを照射する治療方法であり、ほぼ同じ手術方法であると考えて頂いて結構です。

ラゼック治療で使用するアルコールの量も、当院では従来と比較して大幅に少ない最低限の量を使用しているため、アルコールによる弊害というものは当院では出ておりませんので、ご安心下さい。
尚、エピレーシック治療ラゼック治療共に、手術3ヶ月後の平均視力は 1.5以上と、イントラレーシック治療と同様に良好な結果が得られておりますが、エピレーシック治療ラゼック治療共に、手術後の視力の回復には時間がかかることや、手術後数日間は痛みが伴うことがイントラレーシック治療とは異なってきます。
また、イントラレーシック治療の場合は、手術翌日からはある程度安定した視力が得られ、また痛みもほとんどないため、治療翌日もしくは翌々日からの仕事への復帰は可能ですが、エピレーシック治療ラゼック治療では手術後視力の安定に時間がかかることや痛みを伴うことなどから、手術後 4日間はお仕事をお休みできる時期に治療をお受け頂くことをお勧めしております。

また、エピレーシック治療ラゼック治療後に使用するお薬に関してですが、手術後間もないうちは、抗菌剤や抗炎症剤、角膜保護剤などの点眼薬及び、炎症止めの内服薬などを当院では処方しております。
ある程度、眼の状態が安定してきたらお薬はだんだん減っていきますが、眼の状態がほぼ安定するのに約 6ヶ月間ほどかかりますため、当院では約 6ヶ月間は炎症止めの点眼薬( 0.1%フルメトロン)及び、傷をきれいに治す効果がある点眼薬(リザベン点眼薬)を処方して使用して頂いております。
また、眼の状態がほぼ安定するまでの約 6ヶ月間は、紫外線を浴びすぎると角膜にヘイズと呼ばれる濁りが生じてしまう可能性があるため、眼の状態が安定するまでの 6ヶ月間は、日中、屋外に出る際にはサングラスなどの日よけをして頂くことが必要となります。
手術後の通院回数はイントラレーシック治療とは異なり、手術後の通院回数は、手術翌日3日後1週間後1ヶ月後2ヶ月後3ヶ月後6ヶ月後の通院が必要となってきます。
ある程度安定すれば、エピレーシック治療ラゼック治療ともに、イントラレーシック治療と同様に良好な結果が得られる治療方法であり、また強度の面ではイントラレーシック治療よりも優れている治療方法であるといえます。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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