Q&A
2008年07月06日 (33歳/女性)
1)普段から目を触ったり、こするクセがあるのですが、 手術後フラップがずれたりしませんか?
フラップは一生固着はしないと聞いたので、ちょっと不安です。
(アレルギーで目が痒くなったりすることが多いので)
2)通勤に車が欠かせないのですが、手術後大体どれくらいで車に乗れるのでしょうか?
ハログレアがどの程度ひどくなるのか気になります。
3)品川エディションスーパーイントラレーシックはウェーブフロントの検査施術が無料になっていますが、見え方にかなりの差が生まれるのでしょうか?
もちろん適応するかどうかが第一ですが、見え方が施術方法によってどう違うのかが気になります。
(ラゼックエピとかも)レーシックも、イントラとフラップの作り方は違いますが、見え方に差はでてくるのでしょうか?
4)とりあえず適正検査を受けようと思っているのですが、今現在瞼烈斑炎でフルオロメトロンを点眼しています。
検査に支障は出ますか?
眼圧が上昇すると聞いたのですが、使用を止めてから日数を置いたほうがいいのでしょうか?
一度にたくさんの質問を長々としてしまいましたが、よろしくお願いいたします。
1)フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、手術後 1週間経過していれば、角膜の上皮細胞が再生してフラップの状態もかなり安定します。
治療後約 1週間は特に眼をこすらないように気をつけて頂く必要がありますから、当院では治療後には保護眼鏡や、夜間の保護眼帯を無料でお渡ししております。
日中の保護眼鏡は翌日検診までの使用となりますが、夜間の保護眼帯は手術後 1週間の装用が必要です。
その後、接着力は次第に強くなっていきますから、眼の状態が安定してからは特に眼をこすったりすることで、フラップがずれたりする心配は無いかと思われますが、約 1ヶ月は眼を強くこすったり、強く押さえたりしないように注意して下さい。
また、通常でも眼をこすることはあまり良いことではありませんので、できるだけ眼をこすったりしない方が良いかと思われます。
2)ほとんどの方は手術翌日は良好な視力に回復されており、運転可能な場合が多いのですが、手術してまだ間もない時期は視力が不安定になりやすく、疲れると見えにくい、夜間にクルマのヘッドライトがまぶしく感じる、光がぼやけるなどの症状が出やすく、あくまで運転できるかどうかは本人の見え方の自覚での判断となってきます。
尚、夜間の運転は術後 1週間程度は避けて下さい。
レーシック治療後のハロ、グレアは治療をお受け頂いた方は最初は必ず感じますが、通常は時間の経過と共に徐々に改善していきます。
尚、手術前の近視や乱視が強い方は改善に時間がかかる場合があり、また、稀に生活に支障がないレベルで若干ハロ、グレアが残る場合があります。
3)ウェーブフロントレーシックは、眼球全体の眼の細かい歪みを検出して矯正する方法であり、特に眼球の歪みが大きい方に対して効果がある治療方法です。
当院では、強度近視や強度乱視などで機械的に測定が不可能な場合を除いて、基本的に全例に対してウェーブフロントの検査(ウェーブフロントアナライザー)を行っております。
その検査結果に基づいて、一定以上に眼球の歪みが強く、尚且つ角膜の厚さに余裕がある場合には、ウェーブフロントアナライザーを直接エキシマレーザーにリンクさせて照射(ウェーブフロントレーシック)を行います。
尚、当院では、患者様にとって最善の結果が出るべく治療を行っておりますので、もちろん、全ての患者様にウェーブフロントレーシックが最善の選択肢であるとは限らないため、使用しない方が良い結果が出ると判断された場合には使用しない場合もあります。
但し、ウェーブフロントを直接リンクさせない場合でも、当院で導入しているエキシマレーザーはその照射方式がウェーブフロントの理論に基づいて照射が行われており、通常と同じ切除量でウェーブフロントと同等の効果を出すことが可能となっております。
(当院ではウェーブフロントの検査使用による追加費用は一切かかりません)
4)瞼裂斑炎である場合でも、基本的にレーシック治療は支障ありません。
また、瞼裂斑炎を治療する点眼薬でしたら、レーシックの検査治療には支障はございませんので、継続してご使用頂いて結構です。
尚、検査時には問診表にて全身疾患等を記入する欄がございますので、その旨をご記入願います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。