Q&A
2008年07月15日 (?歳/男性)
私は先日、当院で事前検査を受けました。
その際、目の方は、問題はなく、レーザー治療が可能であるとの診断をいただきましたが、年齢からくる老眼があり、現在近視で遠くが見えないが、レーザー治療を行うと近視は治るが、老眼により近くのものが見えにくくなると言われました。
そのことを十分承知した上で行ってくださいとのことです。
遠くが見えないのも不自由ですが、近くが見えないのは、日常生活上あるいは仕事上もとても困ります。
すでに予約もしてあり、手術を受けるだけになっておりましたが、現在、大変悩んでおります。
本当にもし、そうならば、治療を中止しようと思いますが、お教えくださいますようお願いいたします。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、残念ながら老化現象である老眼は治療は出来ません。既に軽い老眼が始まっている際には治療をお受け頂いた場合は、遠くは眼鏡無しで見えるようになりますが、手元を見るときに若干の見えづらさを感じるようになる可能性はございます。
老眼自体は年齢とともに徐々に進んでくるため、手術後すぐに老眼鏡が必要なくても、いずれは手元を見る際には老眼鏡が必ず必要となってきます。
尚、既に老眼が出始めている方に関して、特に手元の作業が多い場合には、わざと近視を残して、遠くの視力を落とし、手元を見やすくするという方法もございます。
1.0弱の視力に調整した場合には、現時点では手元の見え方に関しては、大きな支障は無いかと思われますが、老眼に関しましては年齢とともに徐々に進んでいくため、遠くの視力を 1.0弱にした場合でも、老眼がある程度進んでしまった場合には、手元はある程度見えづらくなってくることが予想されます。
治療後眼の状態がほぼ安定してくるのには約3ヶ月前後かかるのですが、特に最初の不安定な時期には弱めに矯正した場合でも、度数が不安定なために見えづらく感じる場合がございますが、通常は時間の経過とともに徐々に眼の状態は安定していきます。
実際にどのように治療をするか、どの程度近視を残すかなどは、治療前の診察の際にご相談頂くことも可能であり、治療に関してご心配なことがございましたら、直接相談のみでご来院頂いた上で治療をお受け頂くかどうかお決め頂いても良いかと思います。
その場合には再度お電話にてご予約をお願い致します。
また、キャンセルは、ご予約日の前日迄にご連絡頂くようお願いしておりますが、やむを得ない当日の場合も含め、キャンセルは全てお電話にて承っております。
キャンセルがございます場合は、直接、受付窓口までお問い合わせ下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。