Q&A
2008年07月22日 (24歳/男性)
普通のレーシックによるフラップというのは、手術後永続的にエピレーシックのものより(非常に強い衝撃に対して)ずれやすいままなのでしょうか?
それとも数年無事に過ぎれば変わらないといえる状態になるのでしょうか?
また、通常のレーシックで削られる角膜の量が一番少ないのはどの術式でしょうか?
角膜は性質の異なる五層の細胞層から構成されておりますが、通常イントラレーシック治療の場合は、角膜表面の角膜上皮細胞層および、その下の角膜実質層を切開致しますが、角膜上皮細胞に関しては、数日から1週間ほどで、ある程度の強さで接着していきますが、角膜実質細胞層に関しましては、完全に接着するというわけではないため、格闘技などをされており、眼の怪我をする危険性が高い場合には、角膜上皮細胞層のみのフラップを作成する、エピレーシック治療もしくはラゼック治療をおすすめしております。
通常、イントラレーシック治療では約 100ミクロンの厚さのフラップを作成しますが、エピレーシック治療ラゼック治療では、より表面の角膜上皮細胞層と呼ばれる部分(約50ミクロン)を剥離して近視乱視を矯正するレーザーを照射して治療を行います。
角膜の切除量は、個々の近視乱視度数によって異なります。
術式による違いとしては、品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療では、新たに搭載したコンディションメーターによって、手術中において理想的な環境を作り出し、角膜を削る量もより正確なものとなります。
わずかな誤差が微妙に影響する繊細な手術ですので、そのわずかな誤差をより是正することで、安定した結果が得られます。
また、スーパーイントラレーシック治療で使用している「Allegretto WAVE Ey e−Q 400Hz blue line」に関しましては、その矯正精度等が品川エディション システムエキシマレーザーを使用した品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療と比較して劣る為、近視乱視度数が強い場合や、角膜の厚さに余裕がない場合等、品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療を行ったほうが、より良い結果を得ることが出来ると判断した場合には、品川エディションをお勧めさせていただいております。
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