品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2008年07月23日 (42歳/男性)

Q.相談 昨日、検査を受けさせて頂いたのですが不適合でした。
動揺していたので、診察時の先生の診断結果をあまり詳しく覚えていません。
たしか、円錐角膜?と聞き、更に当院で適合する施術は無いように聞いた?のですが、再度、検査結果、現在の目の状況について教えていただけないでしょうか?
レーシックが無理ならフェイキックIOLなど、他の方法も考えてみたいのですが。

 

A.回答 前回の検査の結果では、角膜の形状の検査で、角膜の下方がやや突出した形を示す結果が出ておりました。
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正するのですが、もともとの角膜の形状がいびつな場合は、治療によって角膜を削った後にもまた変形してしまう可能性が高いと言われている為、残念ながら今回はレーシック治療はお勧めできませんでした。
また、フェイキック IOL手術に関しましても、大変申し訳ございませんが、当院の基準範囲外のため、お勧めすることは出来ませんでした。
尚、円錐角膜がある方への治療方法としては、当院では『角膜内リング』を行っており、良好な結果が得られております。
『角膜内リング』は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材を、イントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる治療方法です。

角膜リング治療の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ矯正して、今までの視力を向上することにあります。また、角膜が歪んでしまっている場合には、通常の眼鏡やコンタクトレンズの装用が困難である場合が多いのですが、そのような方に関して角膜の歪みを治療することで、より眼鏡やコンタクトレンズを合いやすくします。
その他、角膜内リング治療には、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる治療法だと思われます。
但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、イントラレーシックほどの矯正精度はありませんので、手術後も幾分か近視乱視が残ることがあり、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることと思われます。
このため、もしコンタクトレンズである程度視力が出て生活上問題が無いようでしたら、あまり角膜内リングはお勧め致しません。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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