Q&A
2008年07月23日 (37歳/女性)
子供のころ弱視の治療を受け、その後小学生のころ斜視の手術を受けました。
現在コンタクトレンズを使用していますが視力は出ています。
遠視と乱視です。
近頃複視が疲れると出てくるので眼科に通っているのですが、あまり症状が出ていないため、手術にはいたっていない状況です。
レーザー治療でこういった状況を改善できるものでしょうか、もしくは斜視の治療を受け改善後にレーザー治療を受けることで、眼鏡やコンタクトから開放されるものでしょうか。
よいアドバイスがありましたらお願いいたします。
非常に目が疲れやすく困っています。
よろしくお願いいたします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。当院で治療を受けられた患者様の99.7%が 1.0以上の視力に回復されており、ほとんどの方は、一度の治療で良好な視力を保たれております。
斜視の場合でも、その他の眼の状態に問題が無ければレーシック治療をお受け頂くことは可能です。
尚、残念ながら斜視の根本的な原因を治療するものではありませんから、レーシックによって斜視が治ることはありません。
また、複視に関しましては、それが眼のズレ(斜視)によるものの場合、レーシック治療で近視乱視を矯正しても眼のズレは矯正出来ませんため、複視は残る可能性はございます。
尚、眼精疲労が原因で斜視が起こりやすくなっている場合には、レーシック治療によって近視乱視を治療することで、斜視が起こりにくくなる可能性はございます。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、イントラレーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、イントラレーシック治療の適応とはならない場合もございます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。