Q&A
2008年07月25日 (33歳/女性)
9月に手術の予約をしています。
先日、看護婦をしている友人から、「レーシックは強制的に視力を固定するものなので、老眼になったときに何も見えなくなってしまう」という話を聞きました。
実際、老眼になったときはどのような状態になるのでしょうか?
既に、レーシックを受けた方で、手術後に老眼になったかたの症例があれば教えて下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態、眼の老化現象のことを言います。
レーシック治療そのものは老化現象を防ぐものではないため、レーシック治療をお受け頂いても、40代中頃になると、普通に眼が良い方と同じように、手元が見えづらくなってくる老眼の症状が出てきます。
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
治療により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
レーシック治療後は日常の生活では眼鏡やコンタクトレンズが必要なくなります。
また、老眼が始まった時には、近くで物を見る際に老眼鏡が必要になります。
一方、近視の治療をしていない場合には、従来通り、普段から眼鏡の装用が必要であり、尚且つ、老眼が始まった時には近くで物を見る際には眼鏡をはずさないと近くが見えない症状がおこります。
更に老眼が年齢とともに進行すると、近くは老眼鏡が必要になり、遠近両用眼鏡、もしくは遠く用と近く用の2つの眼鏡が必要となります。
レーシック治療にはメリットデメリットがそれぞれありますので、ご自身にとってのメリットデメリットをよく検討して頂き、治療をお受け頂くかどうかをお決め頂ければ良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。