Q&A
2008年07月28日 (38歳/女性)
1)バセドウ氏病によりメルカゾールを服用していますが、手術、点眼、内服薬に差し支えありませんか?
2)母親が網膜はく離になりやすい体質なのでの質問ですが、レーシックした後に網膜はく離や白内障の手術は可能ですか?
3)目の縁に霰粉腫が出来てもフラップに影響はないですか?
4)視力を1.0で止めたいのですが可能でしょうか?
5)フラップは完全にくっつくものですか?どのくらいから安定しますか。
6)もしも手術後、視力が上がらなかったり、左右の視力が違ったりした場合、角膜が薄くて再手術出来ない時はどうすれば良いですか?
1)バセドー病でお薬を内服中でも、眼の状態に問題が無ければレーシック治療をお受け頂くことは可能です。
尚、実際に治療が可能かどうかは、眼の状態の詳細な検査をお受け頂く必要がございますので、宜しければ一度、カウンセリング検査へお越し下さい。
但し、詳細な検査の結果によっては、治療をお勧めできない場合もありますことをご了承下さい。
検査時には問診表にて全身疾患や内服薬を記入する欄がありますので、もれなくご記入頂きますよう、お願い申し上げます。
2)将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等の眼病のリスクが普通以上に大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
但し、眼科に受診される場合は、レーシック治療を受けられたことを予めお申し出下さい。
網膜疾患症状の緊急性にもよるため、一概に言うことは困難ですが、網膜剥離の場合は緊急性を要することがほとんどであるため、レーシック治療翌日から行うことが可能です。
但し、レーシック治療後早期ほど若干網膜の手術を行いづらいことはございますが、すぐにお受け頂くことが必要です。
網膜裂孔の場合は、緊急性を要しない場合はレーシック治療から1週間以降、但し、緊急性を要する場合は翌日でもレーザー治療は可能です。
リスクとしては、手術後早急だとフラップがずれたりする危険性がございますが、基本的にはフラップがずれた場合でも修復することが可能です。
3)霰粒腫に関してですが、なかなか完治するのは難しく、通常大きさ程度によって、レーシック治療前に霰粒腫の治療を行ったほうが良い場合と、特にレーシック治療に支障がない場合とがありますから、カウンセリング検査へお越しの際にご相談下さい。
4)レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、最終的にどの程度の視力に回復するかは、もともとの眼の持つ資質によって決まってきます。
手術後に回復し得る視力の予想値としては、現在コンタクトレンズや眼鏡で矯正されて見える視力が目安となります。
レーシック治療では通常、近視乱視度数がゼロになることを目標にして治療しますが、治療の効果は個人差があるため、実際にどの程度の視力になるかは個人差がでてきます。
どの様に治療を行うかは、ご希望によって調整することは可能ですので、その様なご希望がございましたら、検査及び診察時にお申し出下さい。
5)フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着します。
但し、角膜の表面のみが再生する為、上皮細胞下のフラップが密着するというわけではありませんので、強度的には手術前と全く同じというわけではありませんが、フラップが安定すれば、通常の生活で眼をこすったりしてずれるということはありませんので、ご安心下さい。
6)ほとんどの方は治療後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、術後の生活によっては少し進行する可能性もございます。
また、当院で治療を受けられた患者様の99.7%が1回の治療で1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は1回の治療後にもまだ近視乱視が残ってしまい、視力の回復が不十分になる場合もございます。
このような場合には眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、また、角膜の厚さなど眼の状態に問題がなければ、追加矯正治療により更に視力を向上することは可能です。
当院には、万一視力が再び低下した場合において6年以内の追加矯正を1回無料で行う保障制度がございます。
但し、可能かどうかは再度検査を行い、角膜等の状態を診てドクターが判断する形になります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。