Q&A
2008年08月14日 (33歳/男性)
手術を考えて、クリニックを検討しています。
貴クリニックでは品川エディションでの手術を予定しています。
その際のオプションのウェーブフロントについて、「見え方の質を向上させるもの」と考えていいでしょうか?
ドクターが必要と求認めた場合記載されていますが、行わなかった場合の見え方に差はありませんか?
レーシックの検査とウェーブフロントの検査は同日に可能でしょうか?
不可能であれば、どの程度間を空けなければいけませんか?
以上3点です。
よろしくお願いします。
当院で行っているエキシマレーザーの照射には、主としてウェーブフロントアナライザーで測定したデータを直接使用した照射を行うWavefront-guided照射と、またその他の様々のデータを基にして照射を行う Wavefront-optimized照射がございます。
尚、いずれの照射方式が適しているかは眼の状態によっても異なってきます。
当院では、治療をお受け頂く全ての方を対象として、術前検査時にウェーブフロントアナライザーによって眼球のゆがみを測定します。
ウェーブフロントアナライザーそのものは眼球のゆがみを測定する機器なのですが、特に眼球のゆがみが強い場合には、ウェーブフロントアナライザーで解析したデータをより重視して照射した方が、より良い結果が出るため、当院では一定以上のゆがみを有する方に関しましては Wavefront-guided 照射を行い、一定値以下のゆがみの場合には Wave-front-guided照射とWavefront-optimized照射はその結果が同等であるため、より角膜を削る量が少なくてすむWavefront-optimized照射を行っております。
ウェーブフロントに関してですが、元々のゆがみが大きい場合にはウェーブフロントを行なった場合には術後のゆがみの増加が統計学的に有意に少ない為、手術後の見え方の質がウェーブフロントを行なわない場合よりも良いとされています。
しかしながら、術前のゆがみが少ない場合には術後のゆがみの増加はウェーブフロントの有無では統計学的な有意差は出ない為、手術後の見え方の質はさほど変わらないと考えられます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。