品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2008年08月15日 (20歳/女性)

Q.相談 はじめまして。
質問させてください。
レーシク手術を検討しているのですが、両目に先天性と思われる「角膜変性症」があることが分かりました。
今まで日常において(視力が0.1に満たない近視なので常に眼鏡を使用しています。)視界に違和感を感じたこともありませんし、眼科医に受信するまで「角膜変性症」にも気が付きませんでした。
この状況でレーシックを受けることは可能でしょうか。
あるいはリスクが上がってしまったり、矯正が上手くいかなかったりするんでしょうか。
実際に手術したデータやその後の経過についての資料などもありましたらご紹介くださると幸いです。
ご返答よろしくお願いいたします。

 

A.回答 レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正致しますが、何らかの病気疾患で角膜が変形してしまっている方に関しましては、レーシック治療で角膜を削っても再び角膜が変形してしまう可能性が高いため、残念ながら治療をお勧めすることは出来ません。
尚、円錐角膜等、角膜の形状に異常がある方への治療方法としては、当院では『角膜内リング』を行っており、良好な結果が得られております。
『角膜内リング』は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材を、イントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる治療方法です。

角膜リング治療の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ矯正して、今までの視力を向上することにあります。
また、角膜が歪んでしまっている場合には、通常の眼鏡やコンタクトレンズの装用が困難である場合が多いのですが、そのような方に関して角膜の歪みを治療することで、より眼鏡やコンタクトレンズを合いやすくします。
その他、角膜内リング治療には、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる治療法だと思われます。
但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、イントラレーシックほどの矯正精度はありませんので、手術後も幾分か近視乱視が残ることがあり、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることと思われます。
このため、もしコンタクトレンズである程度視力が出て生活上問題が無いようでしたら、あまり角膜内リングはお勧めではございません。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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