Q&A
2008年08月16日 (22歳/男性)
現在、品川エディション最高級イントラレーシックを受けようか検討している者です。
レーシック手術をうけるにあたって、少しだけ勉強をしてみたのですが、疑問に思うことが二点あるので、お答えねがえればと思います。
一つ目は、レーシックの手術で、全方位的に視力が矯正されるかということです。
レーシックはメガネのように一定の視野だけが矯正されるのか、視野全体がムラなく矯正されるのか、教えていただければと思います。
二つ目は、目の筋肉の問題です。
目の周りの筋肉を鍛えることによって視力矯正が可能だとする人々の意見では、近視は眼筋の弱体化によっておこされ、筋肉が硬直し、つねに近くにピントが合っている状態だとされていると思います。
そのためメガネにしてもコンタクトレンズにしても、かけっぱなしではなく適度に取り外して眼筋のコリをほぐすことが重要だとしていると思います。
その点でいうと、レーシックを受けた後の目の状態は、コンタクトレンズを常につけている状態と同じと考えてよいのでしょうか?
その場合、眼筋は常に近くにピントがあい、緊張が続いている状況になっているのでしょうか?
矯正によって、目にかえってストレスを与えるのではないかと、少し心配です。
細かいことになりますが、それでも疑問をもっているとこういった手術には乗り出しにくいものです。
ご面倒かとは思いますが、ご返答いただけたらと思います。
よろしくお願いします。
レーシック治療は、光学的にはコンタクトに近い矯正方法となっております。
レーシック治療で矯正する範囲は直径は約 9mmと、角膜の直径の平均である約11mmのほとんどのエリアをカバーしておりますので、裸眼で見える範囲が矯正される範囲となります。
また、眼鏡で矯正した際の、物の大きさの不自然さ、歪んで見える、といった現象は起こりにくくなっております。
ご指摘の通り、眼のレンズの厚さを調節する筋肉を鍛えることにより、ピントを合われられる幅が広がるため、ある程度の近視を調節で補うことができると考えられています。
しかし、近視は眼のレンズの厚さを調節する筋肉の弱体化ではなく、その筋肉を麻痺させた状態でも、網膜より手前でピントが合ってしまう状態のため、遠くが見えづらい状態です。
レーシック治療を行う時には、その筋肉を点眼により麻痺させた状態での近視の状態も検査によって調べます。
そのため、この手術を受けた後、眼のレンズの厚さを調節する筋肉が常に緊張している状態であるとは考えにくいと思われます。
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