Q&A
2008年08月25日 (?歳/男性)
Q.1
年齢(45歳)等による「イントラ角膜リング」治療の制限はありますか?
Q.2
「イントラ角膜リング」治療の寿命はあるのですか?
何年後かに再度治療が必要になるとか。
Q.4
現在、ハードコンタクトを利用していますが疲れてくると、夜間等眩しくなったり、コンタクトの装用ができなくなります。
今回の治療後、目が疲れたりした場合にはどのような症状になるのでしょうか?
Q.5
治療後、目薬等の利用に制限はあるのですか?
角膜内リング挿入手術は、円錐角膜が進行している状態でコンタクトレンズ不耐症の方に望ましい治療方法で、18歳以上の方であれば年齢の上限制限はございませんので、手術をお受け頂けます。
治療後により視力を向上させるためにリングの位置を調整する場合もございますが、リングの効果に関しては半永久的です。
当院では、現在までに数百症例の角膜内リング治療を行っており、ほぼ全ての方が治療前よりも良好な状態に回復されております。
尚、レーシック治療とは異なり、角膜内リング治療に関しましては、治療を受けられる方の円錐角膜の程度などが非常に異なっているため、その効果はもとの眼の状態によって大幅に異なってきます。
また、回復の幅には個人差があり、イントラレーシックほどの矯正精度はありませんので、手術後も幾分か近視乱視が残ることがあり、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることがございます。
疲れの原因がコンタクトレンズや眼鏡そのものである場合には、ある程度改善する可能性がありますが、その他に眼精疲労や眼の乾き等で眼の疲れが生じている場合には、治療を行った場合でも眼の疲れがでる可能性があります。
角膜内リング挿入手術後は光が散乱したり、滲んだりして見える、ハログレアという症状が出ます。
手術後間もない時期は疲れると見えにくい、夜間にクルマのヘッドライトが眩しく感じる、光がぼやけるなどのハログレア症状が出易くなっております。
市販の点眼薬は手術1週間後検診で問題がなければ、使用可能です。
基本的には防腐剤が入っているものでも使用可能ですが、防腐剤が入っていない、眼に優しい乾き眼用の点眼薬の使い捨てタイプのものがいくつかのメーカーから出ておりますので、それをご使用頂くと良いかと思います。
また、市販の疲れ眼用の点眼薬に関しましても、手術1週間後から使用可能ですが、使用される場合には、用法を守ってお使い下さい。
爽快感を得るための成分が入っているような点眼薬は、手術後しばらくは沁みる感じが強く出る可能性がございますが、用法をお守り頂ければご使用頂くことは可能です。
洗眼薬に関しては、手術後1ヶ月間はご使用をお控え頂くことをお勧めしております。
但し、眼を洗う洗眼薬は、使用し過ぎるとかえって眼が荒れてしまうこともありますので、使い過ぎにはお気をつけ下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。