Q&A
2008年08月27日 (32歳/女性)
手術後、近くが見えにくくなるといった症状を聞くのですが、これは副作用として一生付き合っていかないといけないのでしょうか?
強度近視、ドライアイが強いため、大変気になっています。
レーシック治療では近視乱視をレーザーによって治療しますが、わざと強く治療するということは通常致しませんので、特に視力がよくなりすぎて遠視になることはありません。
治療後しばらくは涙の分泌や、眼の度数などが安定していないため、遠近のピントが合い難くなりやすいのですが、通常は時間の経過と共に徐々に改善していきますので、ご安心下さい。
尚、眼の状態がほぼ安定してくるのに約 3ヶ月前後かかりますが、ピントが合うまでにかかる時間に関しては個々の眼の状態によっても異なってくるため、一概に判断することは出来ません。
また、術後の視力回復に関しては個人差があり、手術後の回復の目安としては近視や乱視を完全に矯正した時に出る視力が大よその目安となります。
治療に関して最も可能性があるリスクとしては、一度の治療で必ずしも近視乱視が完全に治療できるとは限らないことがあげられます。
1回目の治療でも近視や乱視等が残り、追加の矯正治療が必要となることもあり、その可能性は当院では1%未満となっております。
尚、当院では2回目の治療を受けられた方はほぼ全員が1.0以上の良好な視力に回復されております。
その他のリスクとしては、手術後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、眼が乾きやすくなる(ドライアイ)症状が出やすくなります。
また、最初の内は光が散乱したり、ぼやけて感じたりするハログレア症状が出ます。これらの症状は時間の経過と共に改善していきますが、まれに、生活に支障がないレベルで症状がわずかに残ることがあります。
強度近視の場合には、近視が強ければ強いほど、どうしても結果にバラつきが出やすいために、矯正精度がやはり軽度近視の方よりは劣ります。
また、ハログレア症状も、軽度の近視の方と比べると強く出やすく、改善に時間がかかることもございます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。