Q&A
2008年08月28日 (40歳/女性)
こんにちは。
一昨日、初めて検査を受けました。
結果は、角膜厚が規定の基準をかなり下回っているため、イントラレーシックは受けられないと診断されました(視力は0.03と004でした)。
とてもショックだったため、その後に先生が「角膜が薄い人用の手術もあるけど、年齢的に無理ですね」というニュアンスのことをおっしゃった時に、色々と質問することができませんでした。
エピレーシックやフェイキックという選択も無理なほどの検査結果だったのでしょうか?
とても楽しみにしていただけに、なかなか諦められずにいます。
でも、無理をしてリスクを高めることもしたくないので、諦めたほうがいいのでしょうか?
ご回答宜しくお願いいたします。
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正するのですが、前回の検査結果からは、近視乱視度数が強いため、角膜を削って近視乱視を矯正するレーシック治療(イントラレーシックエピレーシックラゼック)は、手術後、角膜が薄くなりすぎてしまうため、安全性の面から残念ながらお勧めすることはできませんでした。
その他の矯正手段としては、眼球内に人工のレンズを挿入するフェイキック IOL手術視力という方法もございますが、角膜をレーザーで削って近視乱視を矯正するレーシック治療と比較すると、感染症や白内障、緑内障等のリスクが高くなります。
また、フェイキック IOL手術はイントラレーシック治療と比較すると眼への負担が大きく、年齢的に回復が遅くなってしまう可能性がございます。
その為、手術後の回復も考慮して、40歳以降の方には積極的にはお勧めしておりません。
また今後、治療技術の進歩などにより、より安全に治療をお受け頂くことができるようになる可能性や、既に老眼が出ている方でも治療をお受け頂きやすいような、遠近両用の眼内レンズの手術が普及する可能性がございますので、視力回復手術をご検討の場合は、今しばらくお待ち頂くことをお勧め致します。
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