Q&A
2008年09月07日 (?歳/男性)
宜しくお願いします。
私は、右目が遠視で視力0.9、左目が弱視で視力0.1です。
日常生活では眼鏡などは使用しておらず、車の運転も問題ありません。
また、小さい頃から左右の視力に差はありますが、頭が痛いなどの障害もありません。
しかしながら、ここ数年で右目の視力が下がり(5年前1.2)、このままですと眼鏡やコンタクトレンズが必要になると思っています。
私のような遠視弱視はレーシック治療可能でしょうか。
また、最近老眼になりつつありますが、この治療も同時に行うことは可能でしょうか。
宜しくお願いします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院では近視乱視の方のみならず、遠視の方の治療も行っており、近視乱視の治療同様、良好な結果が得られております。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
(眼の神経や網膜など何らかの眼の異常があり、弱視によって視力が出ない場合は、レーシック治療をお受け頂いても残念ながら視力の回復はあまり望めません)
尚、遠視と近視乱視の治療の異なる点にとしては、一般的には遠視の治療のほうが、若干度数が安定するのに時間がかかる傾向がある(近視治療の場合は、約3ヶ月程で眼の状態がほぼ安定してきますが、遠視治療の場合は、それより時間がかかる場合がございます)ことが挙げられます。
遠視治療をお受け頂いた場合のメリットとしては、遠視が軽減されることにより、手元が現在よりも見えやすくなることが挙げられます。
但し、既に始まっている老眼そのものは残るため、完全に老眼鏡が必要なくなるというわけではございません。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、残念ながら老化現象である老眼は治療は出来ません。
既に老眼が始まっている方が、レーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特に眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いの眼鏡のまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
一方、レーシック治療をお受け頂かない場合には、手元を見る際には当面老眼鏡が必要ないのですが、遠くをよく見る為には近視の眼鏡が必要となります。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット、デメリットをよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
尚、実際に治療が可能かどうかや、現在の眼の状態に関しては、詳細に検査をしてみないとはっきりとはわかりませんので、宜しければ一度、カウンセリング検査へお越し頂くことをお勧め致します。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。