Q&A
2008年09月08日 (?歳/女性)
1)近くのかかりつけの眼科で「美容成形」系のクリニックは薦められないと言われ、不安です。
2)他院などと比べ安価なのはなぜですか。
3)老眼が進んでいるので矯正の度合いをどのようにするのか不安です。
4)施術を受けた50歳以上の方がまわりにいないので不安です。
1)レーシック治療に関しては、特に眼科専門医でなくても行っているクリニックもございますが、当院では日本眼科学会が定めるガイドラインに従い、診療を行っている医師は、一定レベル以上の眼科の知識、および経験を持っていることが認定されている眼科専門医であり、様々な眼科疾患に対して診断治療を行う能力を有しております。
また、執刀を担当しているドクターは、全員が1,000例以上の手術経験があり、治療成績も良好です。
エキシマレーザーを用いた近視治療は厚生労働省の認可後、徐々に普及してきておりますが、全ての眼科の先生がレーシックの安全性等に関して、正しく理解しているとは限らないのが現状です。
尚、レーシック治療を行っているクリニックはいくつかあり、それぞれに価格内容は異なります。
ご興味のあるクリニックにて実際にカウンセリング検査をお受けになり、ご納得のいく内容のクリニックで手術をお受けになられることをお勧めいたします。
2)レーシック治療は自由診療となっている為、同じ施術でもクリニックにより費用は異なります。
お一人様からの手術費用は他社と比べて低価格だと感じて頂けるかも知れませんが、当院もオープン当時はレーシックの手術費用も非常に高額ではございました。
しかしながら、実際に手術を受けた皆様から手術の結果や設備の優秀さを非常に高く評価して頂き、ご家族やご友人様をご紹介頂けたことで、多くの患者様にご来院頂き、当院と致しましても出来る限り手術を受けやすい価格設定にできるように努力して参りました。
尚、当院はドクターの技術や設備、施設等全てにおいて、患者様にご満足頂ける治療検診を行えるよう、これからも誠心誠意、日々努力して参る所存でございます。
3)レーシックは角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。手術後の矯正視力の目安としては、眼鏡やコンタクトで見える視力が目安となります。
レーシックで治療を行った場合は、普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まります。
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
既に老眼が始まっている方が、レーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
4)当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、治療に際して、ある程度近視を残すことによって手元を見えやすくすることも可能ではあります。
どの程度近視を残すかで手元の見え方は変わってくるのですが、今後、ある程度手元を見る際に老眼鏡の使用をできるだけ少なく済むようにするためには、ある程度の近視を残す必要がございます。
治療をお受け頂く場合、わざと近視を残し、遠くの視力を 1.0前後にしておくと、軽度の老眼が始まった場合でも近くを見ることが可能かと思われます。
しかしながら、老眼の症状は年齢とともに徐々に進行していきます。
そのため、ある程度老眼が進んできてからも、手元が見えやすいようにするために、ある程度の近視を残して、遠くの視力を 0.6前後までにしておく必要がございます。
但し、一般論としては手術後の遠くの見え方が現在使用されている眼鏡やコンタクトレンズよりも低い結果となってしまうと、せっかく手術をお受け頂いても、以前よりも見えづらいといった感じをお持ちになる可能性がございます。
実際にどのような矯正をされるか(完全に近視を矯正するのか、ある程度弱く矯正するのか)は、治療をお受け頂く方がどのように日常生活を送られているか等によっても異なってきますので、どの様に治療を行うか、ご希望がございましたら、検査治療前の診察にてお気軽にご相談頂ければと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。