Q&A
2008年09月25日 (37歳/男性)
1)長期の合併症や変化
a.角膜上皮迷入について
→眼にとって有害なものですか?
除去手術は無料ですか?
除去した後の後遺症は有りませんか?
b.将来の白内障について
→手術歴の申告をすることにより、従来の白内障治療の効果を得られるのですか?
c.角膜拡張症について
→治療可能ですか?
視力に影響は有りますか?
無料で治療できますか?
d.術直後に網膜裂孔について
→網膜裂孔以下の4項目は治療可能ですか?
視力に影響は有りますか?
無料で治療できますか?
→%の数字は手術歴が無い場合についてですか?
2)未知の合併症
a.上記の合併症が発生した場合、無料で治療を受けられますか?
1)
a.その他の合併症では上皮侵入(角膜上皮細胞が術後、フラップ下に迷入する)が1〜2%と言われていますが当院での発生率は1%未満です。
この場合はほとんどが経過観察のみで問題がないことが多く、上皮侵入が多い場合は外科的に取り除くこともあります。
その場合は、無料で行います。
b.レーシック治療後でも、将来的に白内障緑内障等の病気になった場合の病気の治療、手術は可能です。また、レーシック治療により、それらの病気のリスクが高くなるということはございませんので、ご安心下さい。
尚、眼の病気になった場合でも、レーシックの治療前の眼のデータが絶対必要というわけではないのですが、参考にはなるかと思われますので、ご希望でしたら治療前のデータをまとめたものをお渡しすることも可能です。
c.レーシック治療の中でも特に手術後視力が低下してしまう原因として、角膜が治療後に変形してしまう角膜拡張症といわれる症状が出ることがまれにございます。
角膜拡張症を起こしてしまうと、再び近視乱視が出てきてしまい、視力が低下してしまうため、当院では角膜拡張症を起こすようなリスクが高い方に関しては、治療をお勧めしておりません。
尚、万が一、角膜拡張症になった場合でも、当院で行っている「角膜内リング治療」などによって症状の改善は可能ではありますが、角膜拡張症が起きないように治療することが重要です。
角膜拡張症のリスクを予測する検査として、角膜の形状の検査があり、当院では3通りの方法で形状の測定を行うことでより安全な治療を行うことができるようになっております。
d.もともと近視が強い方は、網膜の疾患にかかりやすく、網膜裂孔等が生じることがございます。
レーシック治療では角膜を削ることによって屈折の度合いを変え、近視乱視を矯正しますが、もともとの網膜の状態が改善されるわけではございません。
また、治療の際には眼球を固定しますが、その際の圧迫により術直後に飛蚊症の増加、網膜疾患が起こる可能性があります。
レーシック治療後に網膜の疾患にかかった場合でも、治療手術は可能です。
また、承諾書に記載しております上記疾患の割合につきましては、手術歴がない場合です。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。