Q&A
2008年10月17日 (?歳/女性)
手術後の回復時間について
合併症の心配は?
手術後は30分程度の休息をとられた後、医師による検診を受けて頂いてからのお帰りとなります。
手術直後は近くが見えにくくなる場合がございますが、お一人でご帰宅が可能な程度の見え方となっており、翌日にはほぼ改善されます。
また光がまぶしかったり、ぼやけた状態になりやすくなっておりますが、大体1週間程度で改善されます。
また、翌日検診後は裸眼で生活頂けます。
手術の傷口は戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着していき、 その後、角膜の上皮細胞が再生することにより 1週間ほどで強固に接着していきます。
特に 1週間後までは眼の状態は不安定ですので、刺激により傷口が開き、視力低下や感染症の原因となる恐れもございます。
その為、 1週間を目安に、いくつかの行動に制限を設けております。
万が一、手術後 1週間以内で眼に水等が入った場合には、手術後に処方される点眼薬を点眼して下さい。
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にレーザーの照射をする事で光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法です。
従来のマイクロケラトームを使用したレーシック治療では、眼球専用のカンナ(金属製の刃物)により角膜を切開してフラップ(フタ)を作成します。
金属製の刃物ではどうしても正確性に欠け、部分的に切れない、逆に切れすぎてしまうといったトラブルが起きていたのですが、当院で導入しているイントラレーシック治療では、金属製の刃物の代わりにイントラレースFS60レーザーを使用し、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能となり、従来のマイクロケラトームで起きていた合併症はなくなりました。
手術後は一時的に眼が乾きやすくなるドライアイの症状や、光が眩しく見えたり、滲んだりするハログレアといった症状が出てくることがあげられます。
レーシック治療後の眼の乾きは、通常は時間の経過と共に回復していきます。
また、レーシック治療後のハログレアは、治療をお受け頂いた方は、最初は必ず感じますが、そのような症状は時間の経過と共に徐々に改善していきます。
尚、手術前の近視や乱視が強い方は改善に時間がかかる場合があり、また、生活に支障がないレベルで若干ハログレアが残る場合があります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。