Q&A
2008年10月23日 (?歳/女性)
年齢的に近親が治っても老眼になってしまうのではないかと心配です。
すでに少し老眼になってきていると思いますが、手術により老眼が進むということはないでしょうか?
また逆に治すということはできないでしょうか?
膠原病の強皮症ですが手術には問題はないでしょうか?
担当医には相談しましたが問題ないのではないかといっています。
以上ご回答をよろしくお願いいたします。
膠原病(強皮症)がある場合でも、現在病気の状態が安定しており、また眼の状態に特に問題が無ければ手術は可能です。
尚、お体の状態に関しては、文面のみでははっきりとしたことはわかりませんので、当院で検査手術をお受け頂く前に宜しければ、現在のお体の病気を診て頂いている主治医の先生に眼の治療に関して再度ご相談頂くと、よりよろしいかと思います。
また、検査時には問診表にて全身疾患や内服薬を記入する欄がありますので、もれなくご記入頂きますよう、お願い申し上げます。
レーシックは角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。
手術後の矯正視力の目安としては、眼鏡やコンタクトで見える視力が目安となります。
当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
レーシックで治療を行った場合は、普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まります。
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
治療により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
既に老眼が始まっている方が、レーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。