Q&A
2008年10月30日 (39歳/女性)
網膜変性のためレーザー施行済み。
度数-14、-12ありますが、可能でしょうか?
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
尚、レーシック治療は角膜の厚さと近視乱視度数を基に、その他の眼の状態に問題が無い場合にお受け頂けます。
そのため、当院での詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、予めご了承下さい。
レーシック治療では治療の際に眼球を圧迫するため、当院では網膜変性等にて網膜が部分的に薄くなっている場合や、裂孔(穴)がある場合には、レーシック治療によって網膜剥離が起きる可能性もありますので、レーシック治療の前に必ず網膜のレーザー治療をお受け頂いております。
また、網膜のレーザー治療を入院の上で受けられた場合は最低手術後 6ヶ月間、また網膜光凝固手術を受けられた場合は最低手術後 1ヶ月間は空けて頂き、眼の状態が安定していることを確認した上で、レーシックを行う必要がありますが、現在の眼の状態に関しましては文面のみではわかりかねますので、よろしければ当院で検査をお受け頂く前に、主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂くと良いかと思われます。
また、もともと近視が強い方などは、網膜の疾患にかかりやすく、網膜裂孔などが生じることがございますので、レーシック治療によって視力を回復された後も、定期的に地元の眼科で眼底検査をお受け頂くこと大切かと思います。
検査治療のご予約の際には、治療中既往のご病気名や内服薬名をお申し出願います。
また、検査ご来院時にご記入頂く問診表に、もれなくご記入下さいますよう、お願い申し上げます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。