Q&A
2008年10月30日 (?歳/女性)
私は子供のころ、逆さまつげのため眼球に傷ができ、視力が落ちひどい乱視に悩んでいます。
何年もコンタクトで生活していますが、花粉症の季節などメガネで生活を余儀なくされます。
友人数名がレーシク手術を受け、視力回復したのを聞き私も以前から手術を受けたいと思っていました。
ただ、角膜に傷があると手術が受けられないと聞き悩んでいます。
私のような場合、レーシック手術は受けられないのでしょうか?
また、受けられるとしたらどのような手術になるのでしょうか?
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、イントラレーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、イントラレーシック治療の適応とはならない場合もございます。
眼に傷がある場合には、レーシック治療では角膜をミクロの単位で切開して治療を行うため、眼に傷がある場合などには治療が出来ない場合もございます。
尚、ラゼック治療は眼に傷がある場合でも、原理的には治療をお受け頂くことができる場合が多いのですが、治療そのものは、詳細に検査した眼のデータを基にして精密な治療を行うため、検査時には眼の状態が良好である必要がございます。
当院では現在の眼の状態、生活状況からその方に合った治療法をご提案しております。
実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるか、どの治療法が適切であるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
宜しければご予約の上、一度検査にお越し下さい。
花粉症がある場合でもほとんどの場合、手術には影響ありません。
また時期的には花粉の時期を避ける必要はございません。
また、レーシック治療前後の花粉症治療に関しては、特に制限はございません。
尚、当院では手術後に処方している点眼薬には、花粉症の眼症状を抑えるものも含まれておりますから、手術後に眼が痒くなったりはしにくくなっておりますが、通常、眼が良い方と同じように病院を受診された上で、主治医の先生の指示に従い、点眼薬や内服薬等の治療をされると良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。