Q&A
2008年11月06日 (35歳/女性)
スーパーイントラレーシックを受ける予定です。
ウェーブフロントについての質問です。
ウェーブフロントの検査によって、施術が不可な場合もあるのですか?
このウェーブフロントが魅力的でこちらを選んだのですが、日程が近まるにつれ、検査の結果不要と判断されて、できないのかと不安になってきました。
ちなみに可か否かの基準等ありましたら、教えていただきたいと思います。
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法です。
通常はマイクロケラトームという眼球専用の金属製の刃物でフラップ(フタ)を作成します。
当院では、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能な、イントラレースFS60レーザーにより、フラップを作成し、AllegrettoWAVE Eye−Q 400Hz blue lineというエキシマレーザー装置でレーザーを照射し、近視乱視を矯正しております。
ウェーブフロントレーシックは、眼球全体の眼の細かい歪みを検出して矯正する方法であり、特に眼球の歪みが大きい方に対して効果がある治療方法です。
当院で行っているエキシマレーザーの照射には、主としてウェーブフロントアナライザーで測定したデータを直接使用した照射を行うWavefront-guided照射と、またその他の様々のデータを基にして照射を行う Wavefront-optimized照射がございます。
尚、いずれの照射方式が適しているかは眼の状態によっても異なってきます。
当院では、治療をお受け頂く全ての方を対象としてウェーブフロントアナライザーによって眼球のゆがみを測定します。
ウェーブフロントアナライザーそのものは眼球のゆがみを測定する機器なのですが、特に眼球のゆがみが強い場合には、ウェーブフロントアナライザーで解析したデータをより重視して照射した方が、より良い結果が出るため、当院では一定以上のゆがみを有する方に関しましてはWavefront-guided照射を行い、一定値以下のゆがみの場合にはWave -front-guided照射とWavefront-optimized照射はその結果が同等であるため、より角膜を削る量が少なくてすむ Wavefront-optimized照射を行っております。
尚、当院では、患者様にとって最善の結果が出るべく治療を行っておりますので、もちろん、全ての患者様にウェーブフロントレーシックが最善の選択肢であるとは限らないため、使用しない方が良い結果が出ると判断された場合には使用しない場合もあります。
(当院ではウェーブフロントの検査使用による追加費用は一切かかりません)
検査当日はドクターによる診察もございますので、治療に関してご心配なことがございましたら、その際に何でもご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。