Q&A
2008年11月15日 (41歳/男性)
斜視の手術も別の病院で検討しています。
1)斜視でもレーシックの手術はできるか?
2)どちらの手術を先にしたほうがいいか?(先生の個人的な意見で結構です)
3)仮にレーシックを先に手術した場合どのくらいの期間次の手術まで空けたほうがいいか?
よろしくお願いします。
レーシックは角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、近視度数は-14Dまで、乱視度数は-6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
尚、レーシック治療は角膜の厚さと近視乱視度数を基に、その他の眼の状態に問題が無い場合にお受け頂けます。
斜視の場合でも、その他の眼の状態に問題が無ければレーシック治療をお受け頂くことは可能です。
尚、残念ながら斜視の根本的な原因を治療するものではありませんから、レーシックによって斜視が治ることはありません。
左右の眼の度数がかなり違うことが原因で斜視が起こりやすくなっている場合には、レーシック治療によって近視乱視を治療することで、斜視が起こりにくくなる可能性はあります。
また、眼精疲労が原因で斜視が起こりやすくなっている場合には、レーシック治療によって近視乱視を治療することで、斜視が起こりにくくなる可能性はあります。
斜視の治療手術を受けられている場合でも治療6ヶ月以降経っており、眼の状態に問題がなければレーシック治療は可能です。また、レーシック治療を受けられた後でも、6ヶ月間を空けて頂ければ、斜視の治療手術は可能です。
斜視に関しては、レーシック治療の有無に関わらず、年齢とともに輻湊機能が衰えてくると、徐々に斜視が出てきてしまうこともございます。
尚、レーシック治療によって、すぐに斜視の手術前の状態に戻ってしまうというわけではございませんのでご安心下さい。
尚、現在の仲野様の眼の状態に関しては、はっきりとしたことは文面のみではわかりかねますので、詳細なことで、もしご心配なことがございましたら、まずは主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂くとよろしいかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。