Q&A
2008年11月17日 (?歳/男性)
現在、近視のレーシック手術を検討しております。
当方は48歳で、視力は0.5前後の軽い近視、老眼の悩みもあり。
貴院で手術を受けた知人の話によりますと、近視のレーシック手術を受けた結果、近視は矯正されたが、逆に老眼の度合いが進行したとのこと。
現在は遠近両用眼鏡を使用しておりますが、デスクワークが多いため、近視が治っても逆に老眼鏡が手放せなくなるのであれば、煩わしさは変わらないので、躊躇しています。
貴院では、老眼治療のCKも行っているようですが、これは同時に受けられるものでしょうか。
または、近視レーシックを受けて老眼の進行具合の様子を見てから受けたほうがよいのでしょうか。
また、私が加入している医療保険は、レーシック手術が手術費用給付の対象となっていることが確認済みですが、CKは医療保険の対象になる手術でしょうか。
お忙しいところ申しわけありませんが、年内の手術を希望しておりますので、早めのご回答をよろしくお願いします。
レーシックは角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。
手術後の矯正視力の目安としては、眼鏡やコンタクトで見える視力が目安となります。
当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
レーシックで治療を行った場合は、普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まります。
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
既に老眼が始まっている方が、レーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
当院では老眼の治療方法として、角膜の周辺部に熱を加えて角膜の形状を変化させて、手元をある程度見えるようにする『CK治療』という方法を行っております。
この治療は少し近視側に傾けることにより近くを見えやすくする手術ですが、少し近視をお持ちのようでしたら、CK治療は行う必要がないかもしれません。
実際に治療が可能かどうか、またどの治療法が適しているかや、どの程度の老眼が始まっているかに関しては、眼の状態を詳細に検査してみないとはっきりとはわかりませんので、もし宜しければ一度、カウンセリング検査へお越し頂くことをお勧め致します。
CKの正式名称は『角膜熱形成術』でございます。
実際に保険会社の給付対象となるかどうかは、保険会社の判断となりますので、ご加入の保険会社にお問い合わせ下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。