Q&A
2008年11月22日 (31歳/女性)
先日適応検査の際に網膜裂孔がみつかり、翌日他の病院でレーザー治療を受けました。
1)その時に、網膜裂孔は完治するものではなく定期的に検診したほうが良いし、レーシック後はレーザー治療ができなくなる?難しくなる?といわれてましたが、それでもレーシックを受けてよいのでしょうか?
2)網膜裂孔治りましたという書面を書いてもらってきてくださいと品川クリニックの先生に言われたのですが、そう伝えれば別の病院の先生も分かるのでしょうか?
何かその書面に名前がありますか?
3)施術後の健診は3ヵ月後も定期的に続きますか?
広島の提携眼科はどちらですか?
提携眼科の検査費用はだいたい一回でどのくらいかかりますか?
1)当院で行っているイントラレーシック治療では、眼に対する負担が従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療と比較して少ないため、網膜剥離等の合併症を非常に起こしにくくなっております。
但し、強度近視の方は眼球の奥行きの長さ(眼軸長)が伸びているために、網膜が部分的に弱くなり、それによって網膜剥離が起きやすく、レーシック治療を受けられた場合でも、網膜剥離になるリスクが低くなるわけではありません(レーシック治療では角膜への屈折状態は変えますが、眼軸長は変わりません)ので、治療有無に関わらず、年に1回程度は眼底検査など、眼の状態等のチェックを受けられることをお勧め致します。
網膜剥離は緊急手術を要しますので、レーシック治療の翌日から行うことは可能です。
但し、レーシック手術後早期ほど、フラップがずれる危険性(フラップがずれた場合でも、整復は可能です)や、若干網膜の手術がしづらい部分はございますので、緊急手術を要しない網膜裂孔の場合は、レーシック治療の1週間後以降にお受け頂くことをお勧め致します。
2)網膜のレーザー治療後、術後の経過が良好であり、主治医の先生からレーシック治療の許可を得られる場合には、レーザー治療の 1ヶ月後以降に当院にて眼底検査をお受け頂き、問題がない場合はレーシック手術のご予約をお取り頂くことが可能となります。
尚、手術日に関しましては、ご予約状況によりますので、その時点のご予約状況をご確認の上でお取り頂いておりますが、検査のデータは 3ヶ月間有効ですので、手術は前回の検査(2008年11月19日)の翌日から 3ヶ月以内でお受け頂くことができます。
3ヶ月経過後は、改めて検査を一からお受け頂く必要がございますのでご了承下さい。
次回、眼底検査にご来院の際は、網膜のレーザー治療後の経過診察をご担当の先生に【網膜のレーザー治療後、現在眼の状態は良好であり、レーシック治療は問題ない】といった内容で記して頂いた紹介状をご持参頂くことをお願い申し上げます。
3)翌日検診後の通院につきましては通常、 1週間後、 3ヶ月後の検診を行っております。
遠方の方の場合は、手術でご来院の際、お住まいの都道府県内の眼科をご紹介しております。
紹介眼科リストからお選び頂くか、当院に通院頂くかの、どちらかをお選び下さい。
眼の屈折度数がほぼ安定してくるのが約3ヶ月前後であり、手術の結果としてどのような眼の状態に安定してきたかを見るためにも、当院では3ヶ月検診までは必須でお受け頂いておりますが、紹介眼科での術後検診の回数や点眼薬の使用期間等は、紹介眼科の担当医の指示に従って下さい。
術後の経過には個人差がございますので、必ずしも当院の術後検診内容と一致するわけではございません。
予めご承知おき下さい。
術後検診を当院以外で検診される場合は、検診の費用(診察代薬代)は自己負担とさせて頂いております。
保険診療の適用となりますので、受診の際は保険証をお持ち下さい。
検診費用は治療内容により異なりますが、1回あたり約3,000円〜5,000円ほどかかることが多いようです。
※地域によっては保険診療とならない場合もございますことを、ご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。