Q&A
2008年11月23日 (39歳/男性)
はじめまして。
手術を検討しています。
レーシックでは手術の不安があり、昨日、赤坂にある某有名医院でオルソケラトロジーの検査を受けました。
オルソケラトロジーはレンズを毎晩装用しなければならない点やレンズのケアや破損など気を使う点が多々あり、費用も受診時に約40万円掛かります(大事な目の事ですから費用の件は言いたくありませんが)
デメリットについては、角膜内皮細胞の死滅について触れていましたが、「減った時は、その時に考えましょう」と簡単に受け流されてしまいました。
(通常のコンタクトレンズでも同じ症状になるのでオルソケラトロジーに限ったことでないので仕方ないかと思いますが)
私は、平日に眼鏡で会社勤めをし、週末だけ使い捨てコンタクトレンズを愛用しています。
視力を回復したい理由として、趣味のサーフィンがあります。
使い捨てコンタクトレンズを装用していますが、海水の中で目を開けられない事や、海の中での紛失が悩みとなっています。
こちらの医院を知ったのは、親戚がこちらでレーシックの手術をしたと聞いたからです。
相談内容として、レーシックの術後に海に入れない期間(年末年始は海に入ると思います)
又、私は花粉症なのですが、毎年2月中旬位から4月位までは、無意識に目を擦ってしまう不安があります。
手術するのに適した期間があればご教示下さい。
宜しくお願いします。
術後のスポーツにつきましては術後の経過に個人差がありますので、基本的に術後の定期検査の診断の結果により許可をお出ししております。
一般的な目安として、汗が眼に入るような、ジョギング等の軽い運動は 1週間後から、直接眼に衝撃が及ぶ可能性があるような激しい運動は 1ヶ月後から可能となっております。
<1週間後>
ゴルフ・ジョギング・エアロビクス・ヨガ・ジムストレッチ・温泉・サウナ
<1ヶ月後>
野球・サッカー・テニス・スキー(スノーボード)・水泳(海水浴)・スキューバダイビング・サーフィン・ホットヨガ・剣道
詳細につきましては、カウンセリング検査時に担当ドクターにご相談下さい。
日本国内の環境であればとくに、手術するのに適さない時期というのはありません。
花粉症がある場合でもほとんどの場合、手術には影響ありません。
また時期的には花粉の時期を避ける必要はございません。花粉症の治療に使用する点眼薬内服薬は、レーシック治療には支障ありませんのでご安心下さい。
また、レーシック治療後の花粉症治療に関しては、特に制限はございません。
手術後に使用する点眼薬には花粉症の眼症状を抑えるものも含まれておりますから、手術後に眼が痒くなったりはしにくくなっております。
通常、眼が良い方と同じように病院を受診された上で、主治医の先生の指示に従い、点眼薬や内服薬等の治療をされると良いかと思います。
レーシックは、角膜の表面を一部めくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にレーザーの照射によって角膜を削ることで光の屈折率を調節し、視乱視を矯正します。
その後フタを元に戻して手術を終了します。
フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、手術後 1週間経過していれば、角膜の上皮細胞が再生してフラップの状態もかなり安定します。
治療後約 1週間は特に眼をこすらないように気をつけて頂く必要がありますから、当院では治療後には保護眼鏡や、夜間の保護眼帯を無料でお渡ししております。
日中の保護眼鏡は翌日検診までの使用となりますが、夜間の保護眼帯は手術後 1週間の装用が必要です。
その後、接着力は次第に強くなっていきますから、眼の状態が安定してからは特に眼をこすったりすることで、フラップがずれたりする心配は無いかと思われますが、約 1ヶ月は眼を強くこすったり、強く押さえたりしないように注意して下さい。
通常でも眼をこすることはあまり良いことではありませんので、できるだけ眼をこすったりしない方が良いかと思われます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。