Q&A
2008年11月25日 (32歳/女性)
現在、手術を検討中です。
使い捨てのソフトコンタクトレンズ(乱視用)から乱視がひどい為、ハードコンタクトレンズに換えました。
そうしたところ、コンタクトをするたびに部分的に目が充血するようになりました。
目薬をつけてもあまり効果はありません。
一度、眼科にかかったところ、眼細胞数が少ない為、極力コンタクトの使用はしないようにといわれました。
今では1ヶ月に1、2回しか着用していませんが、コンタクトつけると充血する白目の部分が黄色く濁ったままのように見えます。
手術を受けるにはこの眼細胞数というのも影響するものでしょうか?
また、1月下旬には海外旅行を控えています。
その後に検査を予約したほうがよいでしょうか?
角膜内皮細胞は年齢と共に徐々に減少していくのですが、あまり極端に少なくなってしまうと、角膜への酸素や栄養などの補給が不十分となり、角膜が白く濁ってしまうこともございます。
角膜内皮細胞の減少は、コンタクトレンズを長時間装用していることによる酸素不足によって、より起こりやすいといわれております。
コンタクトレンズの装用が必要なくなれば、角膜内皮細胞も年齢的な減少以上に減少が早まることは無くなることが考えられます。
レーシック治療によって角膜内皮細胞数が変化することはなく、コンタクトレンズの長期使用によって内皮細胞が若干減少している場合でも、ほとんどの場合は治療に支障はありませんが、極端に角膜内皮細胞数が少ない場合には手術治療をお勧めしない場合もあります。
(当院では、角膜内皮細胞数が1500未満の方に関してはレーシック治療は積極的にはお勧め致しません)
実際に角膜内皮細胞数がどの程度であるかは検査してみないと分かりませんから、宜しければ一度、カウンセリング検査へお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
飛行機自体には手術翌日からご搭乗頂くことが可能ですが、手術後は眼の状態が不安定となりますので、ご旅行のご予定がある場合には1週間後検診を受けて頂くことをお勧め致します。
尚、海水浴は1ヶ月後から可能ですので、もし渡航先で海水浴のご予定がございましたら、渡航の1ヶ月前にお受け頂くか、もしくは帰国後にお受け頂くことをお勧め致します。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。