品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2008年11月25日 (28歳/女性)

Q.相談 角膜形状がイントラレーシックに不適応との結果を受け、ラゼックを勧められました。ラゼックに関する知識がなく、診断結果説明時に十分な質問と理解ができなかったのですが、以下についてお聞きしたく思います。
1)貴院でのラゼック症例数と成功確率
(HPではイントラレーシックのアピールと比べて極端に情報が少なく、不安に思っております)
2)ラゼック手術の歴史(何年くらい経過しているか)
3)歴史が浅いことや歴代症例数が少ないことにより、イントラレーシックと比較して、安全性はどう評価されるか(長期経過時の弊害リスクなど)
4)アルコールで角膜を処理することの影響は?
(安全性は確認されているのでしょうか)
5)ラゼックを適用する理由は角膜の厚みを稼ぐためとご説明いただいたのですが、なぜ、エピレーシックではなくラゼックをお勧めいただいたのでしょうか?
二つの違いに関して私がラゼックでなければならない理由を教えていただけると助かります。

以上、質問が多く申し訳ありませんが、納得した上で受けたいと思いますので、ご返答のほどよろしくお願い申し上げます。

 

A.回答 1)当院でのラゼックの症例数は、最近 3ヶ月の平均では約 450症例行っており、 イントラレーシック治療同様、ラゼック治療 3ヶ月後の平均視力は 1.5以上と、良好な結果が得られております。

2)当院では、ラゼック治療を開始してから4年となります。また、世界的にはラゼック治療は2000年から始まっており、8年経っております。

3)ラゼック治療は誤差が生じやすい、不正フラップの発生率が高いと言われておりますが、当院で行っている手術に限り、そのようなことは全くございません。
ただ、イントラレーシック治療と違って、角膜の表面をアルコールでふやかして剥離する手術ですので、手術の回復に時間がかかったり、痛みを伴なう点をご理解頂けたらと思います。
また、ラゼック後、角膜に混濁が起こるヘイズと呼ばれる状態になる場合がございますが、通常は紫外線カットのサングラスや点眼加療をきちんと行うことにより、防ぐことは可能です。
ラゼック治療だから特に手術後に視力が低下しやすい、眼病リスクが高くなるといったこともございません。
当院でラゼック治療をお受け頂いている方が再手術となっている割合は、イントラレーシック治療同様、1%未満となっており、矯正精度は非常に高くなっております。

4)ラゼック治療で使用するアルコールの量も、当院では従来と比較して大幅に少ない最低限の量を使用しているため、アルコールによる弊害というものは当院では出ておりませんので、ご安心下さい。

5)角膜の表面の上皮細胞層のみのフラップを作成する治療方法として、エピレーシック治療ラゼック治療がございます。
エピレーシック治療は、刃物を用いて上皮細胞層を切開する手法であり、ラゼック治療はアルコールを用いて上皮細胞層のフラップを作成致します。
エピレーシック治療ラゼック治療を選択する場合として、角膜が薄い場合、網膜に弱い部分がある場合や、その他に角膜に怪我による混濁などがある場合などがあげられます。
更に、エピレーシック治療の刃物では切れにくい角膜の形状であると判断された場合や、その他、角膜がわずかにゆがんでいる形状を示している場合、また角膜が小さい場合は、刃物を使うエピレーシック治療の場合、部分的に切れすぎてしまったりするリスクを避けるために、ラゼック治療を選択させて頂いております。
適応検査時に角膜のゆがみが明らかに強く、治療後にも再び角膜がゆがんでしまい近視乱視が生じてしまう可能性が高い方には、原則として治療はお勧めしておりませんが、前回の有村様の検査結果では、わずかながらに角膜のゆがみを認められましたため、治療そのものをお受け頂くことは可能なのですが、できるだけ治療後に角膜が再びゆがんでしまうリスクを低くするため、角膜の強度を保つことのできる治療方法である、『ラゼック治療』をお勧めしております。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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