Q&A
2008年11月26日 (26歳/男性)
はじめまして。
知人から貴院の話を伺い、レーシック手術を受けてみたいと思っています。
現在私は白内障の治療を受けており、近いうちに白内障手術を希望しております。
貴院のHPを拝見し、不明な点がございましたのでメールいたしました。
ご教示頂ければ幸いです。
白内障の手術後にレーシック手術を受けることは可能ですか?
貴院HPにて白内障の患者はレーシックの適応でないとのことですが、手術後であれば適応になるのでしょうか。
ご多忙のことと存じますが、宜しくお願いいたします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能なのですが、白内障がある場合には白内障の濁りによって近視が残るため、近視乱視を矯正しても、視力の回復に限界がございます。
そのため、白内障がある場合には、白内障の手術を先にお受け頂くことをお勧め致します。
白内障の手術後に近視乱視が残っている場合には、それをレーシック治療で矯正することは可能です。
尚、白内障の手術後、眼の状態が安定するのに時間がかかりますため、レーシック治療を受けられる場合には、白内障の手術から6ヶ月以上経ってからレーシック治療の検査をお受け頂くことをお勧め致します。
但し、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるかは、眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。