品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2009年07月15日 (51歳/男性)

Q.相談 両目ともに0.1程度の近視です。
スポーツをしているのでレーシックに大変興味があり、手術を受けてみたいと思っています。
しかし、1年位前から老眼が始まり、眼鏡を外すと、とりあえず見えます。
レーシックの手術をした後、老眼治療カムラを行う事は可能でしょうか?
この治療を行うと何歳くらいまで老眼鏡をかけずに済むのでしょうか?
また、私程度の視力の場合は、レーシックの手術は行わない方が良いのでしょうか?
回答をよろしくお願いします。

 

A.回答 レーシックは角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。手術後の矯正視力の目安としては、眼鏡やコンタクトで見える視力が目安となります。
当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
レーシックで治療を行った場合は、普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まります。
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
既に老眼が始まっている方が、レーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。

当院では2009年6月1日より老眼治療カムラ(KAMRA )をスタート致しました。
カムラ(KAMRA )は、治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、両眼の手術は行わず、片眼のみの手術にしております。
この老眼治療は、レーシックにも用いられている「フェムトセカンドレーザー」を使用して行われます。
フェムトセカンドレーザーで角膜にカムラ(KAMRA )を挿入するポケットを作成し、そのポケットにカムラを挿入して施術は終了です。
角膜内に挿入するカムラ(KAMRA )はコンタクトレンズよりも小さい直径 3.8ミリ厚さ 8ミクロンの黒いリングのような形をしています。
真ん中には小さな口径の穴が開いており、ピンホール効果により、近くの物が見えるようになります。
挿入後の見た目に違和感もなく自然に仕上がります。
カムラ(KAMRA )は術後、取り出すことも可能です。

◇カムラ(KAMRA )は、40〜65歳の方で、裸眼の状態で近視遠視乱視がほとんどなく、白内障や緑内障などの眼の病気がないことが条件となります。
この手術はまだ新しい治療のため、現時点ではレーシック手術後の方はお受けしておりませんが、数年後にはレーシック手術後の方も対象にしていけたらと思っております。

尚、カムラ(KAMRA )をお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていく(ピントを合わせるための調節力が下がる)ことが予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、残念ながら、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、今後の老眼の進みに関して予測することは困難です。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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