Q&A
2009年07月29日 (48歳/男性)
近眼がひどく20年ほどコンタクトをしています。
最近アレルギーのような症状がありつらいので、手術を検討していますが、年齢的なものもあり、すぐに老眼が進んでしまうのではないかと思っています。
(現在は自覚症状はありません)
職業が研究職ということもあり、手先の細かい物を見続ける仕事がしづらくなってしまうのではないのかと思い、迷っています。
見え方は個人差がございますが、翌日検診後は裸眼で生活頂けますので、レーシックを受けられたほとんどの方は、手術翌日検診後もしくは翌々日から通常の仕事に復帰されております。
但し、最初の内は眼が疲れやすい、眼が乾きやすい、といった症状が出やすくなりますので、乾きを感じた際には点眼薬を使用して頂いたり、特に手元の作業をされる際には瞬きの回数が減ってより乾燥しやすくなりますため、意識して瞬きをして頂いたり、時折休憩を入れるなどされるとより良いかと思います。
また、治療後しばらくは眼の状態が安定していなく、眼の度数も安定していないため、遠近のピントが合い辛くなりやすくなっております。
(通常は時間の経過と共に徐々に改善していきますが、ピントが合うまでにかかる時間に関しては個々の眼の状態によっても異なってくるため、一概に申し上げることは出来ません。)
老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。
レーシック治療では近視乱視を矯正することが出来ても、老化現象である老眼症状の治療とはなりませんため、レーシックで治療を行った場合は普通に眼が良い人と同じように、一般的に40代前後になると年齢的に徐々に老眼症状が強くなり、手元が見えづらくなってきますので、手元を見る際には老眼鏡が必要となってきます。
老眼は今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック治療によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
尚、近視が強い方は老眼になっていても自覚し難いため、レーシック治療によって完全に近視乱視を矯正した場合は、手術後に老眼が残ることで、治療後に普通に眼が良い方と同じ様に老眼を自覚しやすくなり、手元はある程度の見えづらさが出てくることが予測されます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット、デメリットをよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くと良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。