Q&A
2009年07月31日 (25歳/女性)
レーシック手術を検討しています。
現在の視力は0.1以下でワンデーコンタクトを使用しています。度数は右-7.0 左-8.0です。
高校1年の頃からコンタクトを使用しているのですが、一時期巨大乳頭性結膜炎という病気にかかり、まぶたの裏にぶつぶつができました。
当時は使い捨てではないコンタクトを使用していて、汚れがたまっていたため、そうなったとお医者さんに診断されました。
今はワンデーで毎日清潔なコンタクトを使用しているので発病はありませんが、過去にそういった病気になった人がレーシックを行っても大丈夫なのか心配です。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視は−6.25D以上、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
当院ではアレルギーがあるなどして、コンタクトレンズの装用が困難な方も、数多く治療を受けられております。そのような方の選択肢として、レーシック治療を検討して頂いても良いかと思います。
尚、アレルギーがあるという場合でも、現在の眼の状態に問題がなければ、ほとんどの場合はレーシック治療には支障ありません。
(症状が重い場合には、先に巨大乳頭性結膜炎の治療を行ってからレーシック治療をお受け頂いた方が良い場合もございます。)
但し、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
カウンセリング検査は無料ですので、宜しければ一度検査にお越し下さい。
尚、イントラレーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、イントラレーシック治療の適応とはならない場合もございます。
また、技術的には近視乱視を全く無い状態にすることは困難であり、特に元々の近視乱視が強い方は、少し乱視が残ってしまう場合がございます。
そのような場合は特に暗所での見え方が若干劣ることがございます。
その他、手術後は一時的に眼が乾きやすくなるドライアイの症状や、光が眩しく見えたり、滲んだりするハロ、グレアといった症状が出てきます。
レーシック治療後のハロ、グレアは治療をお受け頂いた方は最初は必ず感じますが、そのような症状は時間の経過と共に徐々に改善していきます。
尚、手術前の近視や乱視が強い方は改善に時間がかかる場合があり、また、生活に支障がないレベルで若干ハロ、グレアが残る場合があります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。