Q&A
2009年09月09日 (32歳/女性)
はじめまして。
レーシック手術をしようと思っています。
私の視力は0.1未満です。
乱視もあります。
眼鏡をかけています。
コンタクトレンズは使用したことがありません。
私はコンピュータのプログラマーをしています。
毎日10時間位パソコンを見続けています。
そして、ドライアイです。
涙点プラグを右目は上下に、左目は上側に使用していますが、乾き感をいつも感じています。
そんな私ですが、レーシック手術を受けることができるでしょうか?
よろしくお願いします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。
但し、実際に治療が可能かどうか、また、どの位の視力回復見込みがあるかは、角膜の厚さと近視乱視度数等によっても異なってきますから、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
カウンセリング検査は無料ですので、宜しければ一度検査にお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
ドライアイがあり涙点プラグを使用されている場合でも、眼の状態によってはレーシック治療が可能です。
但し、レーシック治療後は一時的に涙の分泌が不安定になり、ドライアイの症状が強くなる為、手術後しばらくは眼の乾きや、それに伴う違和感、また、見えづらさ等を感じることがあるかと思われます。
(手術後は症状にあわせて点眼薬を使用して頂いております。)
手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
尚、手術前からドライアイの傾向がある場合には、最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、治療によって視力を回復した後も、やはり、乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。