Q&A
2009年09月14日 (33歳/男性)
アマリス Zレーシック で検査及び手術の予約をお願いしております。
実は別病院にて検査をしたところ、角膜が標準より薄いことがわかりました。
エピーレーシックまたはフェイキックIOLを勧められました。
眼内レンズを挿入するまではしたくないので、角膜が薄い人が可能な手術があれば教えていただきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合がございます。
尚、当院では角膜が薄く、レーシック治療でも適していない方に対しては、エピレーシックまたはラゼックという治療方法をお勧めしております。
ただし、レーシック治療よりも、より薄いフラップを作成するエピレーシックやラゼックであっても、近視乱視度数が強い方ですと、手術後に角膜にヘイズと呼ばれる混濁が生じる可能性が高いため、お勧めしておりません。
尚、その他の治療方法としては、眼球内に人工のレンズを挿入して視力を回復するフェイキック IOL手術を開始しており、良好な結果が得られております。
ただし、フェイキック IOL手術は眼球内に人工のレンズを挿入する手術であるため、挿入するのに十分なスペースがあるか、角膜の細胞の数が充分あるか等、様々な検査を行った上で、治療ができるかどうかの判断を行っておりますので、検査の結果によっては、フェイキックIOL 手術もお勧めできない場合がございます。
レーシックは費用だけではなく、治療内容、手術検査に用いる機械、手術に用いる検査データ、適応不適応基準は各クリニックによって大きく異なっております。
そのため、当院での治療が可能か、どの位の視力回復見込みがあるかは、当院の検査をお受け頂き、現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
当院では、現在の眼の状態、生活状況からその方に合った治療法をご提案しておりますので、ご安心下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。