Q&A
2009年09月14日 (27歳/男性)
レーシック適合検査後の診察で「網膜裂孔」を発見され、本日レーザー治療を受けました。
ドクターいわく、「レーザー治療後のレーシックは網膜剥離になりやすいかも知れない。その場合には、レーシックと網膜剥離の両方のフォローが出来る病院でないと治せない」と言っていたのですが、実際はどうなんでしょうか?
僕としては、7月末で会社を辞め、このレーシックを受けてから転職活動をしようと考えていました。
予定は少し遅れてしまいましたが、再度チャレンジしたいです。
また、ネットで調べたのですが、僕と同じケースがあり、適合検査で網膜裂孔発見→レーザー治療→再度適合検査→レーシック手術の順でハッピーになっている人の例を見つけ、僕もそのようになりたいのが本音です。
レーシック治療後に網膜剥離など眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
ただし、当院は屈折矯正医療を専門としており、屈折矯正医療に関する疾患であれば当院にて治療をお受け頂くことは可能ですが、網膜剥離など、屈折矯正医療に係わらない疾患の場合に関しては、その専門の病院をご紹介させて頂いております。
予め、ご了承下さい。
網膜のレーザー治療後に眼の状態が安定していれば、イントラレーシック治療をお受け頂くことは可能なのですが、実際、網膜の状態が安定しているかどうかは、再度眼底検査をお受け頂く必要がございますので、網膜のレーザー治療をお受け頂いてから1ヶ月以上経過した後、一度眼底検査のご予約をお取り頂いております。
眼底検査にて問題がない場合、初回の術前検査から3ヶ月以内であれば、次回は手術でのご予約をお取り頂く形となります。
尚、初回の術前検査から3ヶ月以上経過してしまっている場合には、眼底検査のみではなく、再度術前検査をお受け頂く必要がございますことをご了承下さい。
強度近視の方は眼球の奥行きの長さ(眼軸長)が伸びているために、網膜が部分的に弱くなり、それによって網膜剥離が起きやすくなっております。
レーシック治療では角膜への屈折状態は変えますが、眼球の奥行きの長さは変わりませんので、治療を受けられた場合でも、元々強度近視の方の場合は網膜剥離になるリスクが低くなるわけではありませんから、レーシック治療有無に関わらず、年に1回程度は眼底検査など、眼の状態等のチェックを受けられることをお勧め致します。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。