Q&A
2009年09月29日 (28歳/女性)
現在、診療内容で【スタンダードZレーシック】か【品川トリプルRプレミアムイントラレーシック】をうけるか悩んでいます。
視力の回復に違いはあるのでしょうか?
例えば品川トリプルRプレミアムイントラレーシックの方が視力が良くなるといったことですが。
当院では現在、Wave Light社製のエキシマレーザー「Allegretto WAVE Eye−Q400Hz blueline」を使用した品川トリプルRプレミアムイントラレーシックと、スタンダードZレーシックを行っております。
品川トリプルRプレミアムイントラレーシックとスタンダードZレーシックは、フラップを作成する際の機器【フェムトセカンドレーザー】 が異なります。
プレミアムイントラレーシック
AMO社製(アメリカ)イントラレースFS60レーザー
品川トリプルRプレミアムイントラレーシック
AMO社製(アメリカ)イントラレースFS60レーザー
(誤差調整マイクロシステム付設)
スタンダードZレーシック
Ziemer社(スイス) FEMTO LDV
使用するレーザー機器に関しましては、イントラレースレーザーエキシマレーザーともに、世界的に評価の高い最新型のレーザーを使用していますが、手術中において湿度や温度は重要な要素となります。
品川トリプルRプレミアムイントラレーシックでは、最新の AMO社製のイントラレースレーザーに誤差調整マイクロシステムを導入することによって、より正確なフラップを作成することが出来るようになり、また、Wave Light社製のエキシマレーザーにコンディションメーターを搭載することによって、環境を常に感知して、理想的な施術環境の中で、角膜を削る量をより正確にすることを実現しました。
この度、当院で導入したFEMTO LDVは、最新型となっており、トップビューカメラが搭載されていますので、手術中も患者様の眼を確認しながら進行することができます。
また、フラップの位置を微調整できる機能もありますので、正確性安全性ともに優れています。
また、機械自体が非常にコンパクトボディーのため、フラップの作成がエキシマ室で行えますので、イントラレースFS60レーザーを用いた治療(品川トリプルRプレミアムイントラレーシックやプレミアムイントラレーシック等)のようなイントラレーザー照射室からエキシマレーザー照射室へ歩行移動の必要がございません。
コンディションメーターもエキシマレーザーに搭載されているもので同時に測定することが可能です。
その他、FEMTO LDVは照射エネルギーが非常に低いため、イントラレースFS60レーザーを用いた治療と比較して、スタンダードZレーシックは手術後に炎症や眩しい症状が出にくいという特徴があります。
(しかし、当院で行ってきたイントラレースFS60レーザーでの症例データから見ても、術後の点眼をしっかり行っていただくことで、そういった症状は改善されています。)
当院では国家資格を持った臨床工学士が 365日常駐しており、治療機器のメンテナンス管理を行っております。通常の治療においてはもちろん、地震などのトラブル発生時も、その都度メンテナンスを行っており、エキシマレーザーを複数台所有することで、万が一のトラブルにも迅速かつ的確に対応できるようにしておりますので、ご安心下さい。
尚、品川トリプルRプレミアムイントラレーシックでは、当院の持つ膨大な症例データと経験をもとに、特別メンテナンスプログラムを確立し、機械を常に理想的な状態に保てるよう、きめ細やかなメンテナンスを行っております。
スタンダードZレーシックに使用するFEMTO LDVについては、湿度や温度に左右されないという特徴があり、機器の管理に関しては大きな違いがあります。
メンテナンスに関しては、Ziemer社特有のメンテナンス方法があり、機械自体がスイスのZiemer社にWebで繋がっておりますので、 万が一問題が発生した際には、 Webを通じて直接指示が受けられるようになっているとともに、専門の技術者が一定期間は常駐しておりますので、しっかりとしたメンテナンス体制が整っております。
また、当院のレーザーテクニシャン(臨床工学技士)が、Ziemer社認定の技師としてトレーニングを受けていますので、ご安心下さい。
当院には世界トップクラスの症例経験を持つドクターが多数在籍しておりますが、手術を担当するドクターは当院独自の教育カリキュラムにて訓練を積んだドクターであり、そのほとんどが 1万症例以上の豊富な経験を有しております。
品川トリプルRプレミアムイントラレーシックではこの世界トップクラスの優秀なドクター陣がチームを編成して手術にあたります。
品川トリプルRプレミアムイントラレーシックとスタンダードZレーシックでは、手術の結果には差がないと思って頂いて問題ありません。
尚、症例実績だけを比べますと、FEMTO LDVとイントラレースでは発売時期にかなり差がございますため、FEMTO LDVはイントラレースには及びませんが、FEMTO LDVは後から発売されたということでは、様々な改良が加えられるという利点がございますので、患者様ご自身で安心してお受け頂くことが出来る治療をお選び頂くが1番だと思いますが、実際にどの治療法か、どの位の視力回復見込みがあるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
当院では現在の眼の状態、生活状況から、その方に合った治療法をご提案しておりますので、宜しければ一度カウンセリング検査(無料)にお越し頂きまして、まず、ご自身がどの治療法が適しているか、お知りになられてみてはいかがでしょうか。
※詳細な検査の結果によっては、治療をお勧めできない出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。