Q&A
2009年10月09日 (38歳/女性)
66才になった母がレーシックに興味を持っていますが、老眼や近視も治せる手術が65歳まで可能とのメーリングを見ました。
母も手術可能でしょうか?
レーシック+老眼治療は、レーシックで屈折力を調整して近視遠視乱視を回復させると同時に、レーシック施術時に作成するフラップ(ふた)の下に直径3.8ミリ、厚さ5ミクロンの黒いリング状のシートを挿入するだけで、老眼を回復させることが可能になった、画期的な治療方法です。
これまでのレーシック治療では老眼の症状がある方は老眼鏡が必要になる場合がありましたが、この治療の登場により術後も老眼鏡を必要としない快適な生活が可能となります。
ただし、レーシック+カムラ(KAMRA )が受けられる条件としては、白内障や緑内障などの疾患がなく、過去にレーシックの施術を受けた事がない、当院の適応検査で施術が可能と診断された40〜65歳の方となります。
そのため、平原かおり様のお母様には、レーシック+老眼治療をお勧めすることはできません。
尚、60歳前後では白内障が出てきていることがあり、白内障がある方に関しましては、原則としてレーシック治療は行っておりませんが、白内障もなく、角膜の厚さや近視乱視度数等、その他の眼の状態に問題がない場合には、レーシック治療をお受け頂くことは可能です。
(※東京限定となります)
実際にレーシック治療が可能か、どの位の視力回復見込みがあるかは検査でわかりますので、宜しければ一度検査にお越し下さい。こちらで眼の病気等を含め、レーシック治療可能かどうか、現在の眼の状態を詳細に確認させて頂きたいと思います。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
レーシック治療後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
レーシック治療では近視乱視の治療は可能なのですが、老化現象である老眼に関しては、残念ながら治療では回復しないため、レーシック治療をお受け頂いた場合、遠くを見る際には眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元を見る際には普通に眼が良い方と同じように老眼鏡が必要となってきます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。