Q&A
2010年05月14日 (29歳/女性)
将来、白内障になり手術をすることになったときに、レーシック前後の検査データが必要になるという話しを聞きました。
検査データは取り寄せることができますか?
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等のリスクが大きくなるということはございませんのでご安心下さい。
白内障の手術治療では、眼球内の濁った水晶体を人工の水晶体に入れ替えることによって治療を行いますが、その際には挿入する人工のレンズの度数を変えることによって、手術後の眼の度数を調整することが可能です。
ただし、現在のところ、レーシック治療をお受け頂いた方が白内障の手術をお受け頂いた方が、白内障手術も行い人工水晶体(度数が入っています)を挿入された場合、レーシックであわせた屈折の度数が若干ズレやすいことが知られております。
尚、万が一、度数ズレを生じた際は、度数や角膜厚によりますが、再度レーシック治療にてズレた屈折度数を補正することは可能です。
また、現在、レーシック治療をお受け頂いた方に対しての白内障手術は、国内外でも数多く行われるようになっており、臨床データも蓄積され、治療精度は年々進歩しております。
尚、当院では健康保険の対象となる白内障手術は行っておりませんので、お近くの白内障手術を行っている別の眼科を受診して頂くことになります。
近い将来、白内障の治療手術が必要な場合にレーシック治療前後のデータがあると、より治療の参考になるかと思われますので、当院ではレーシック治療前後のデータを提供することも可能です。
カルテの情報をご希望の際は、その旨を当院受付までお申し出下さい。
尚、大変申し訳ございませんが、現在、個人情報保護法により、個人情報のお渡しに関しましては、ご本人様の場合でも「個人情報の開示請求書」に必要事項を記入頂く手続きが必要となってきます。
また、カルテのコピーをご希望の際には、代金として1枚 100円、手数料として 500円がかかりますことをご了承下さい。
(詳細は当院受付にてご案内しております。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。