Q&A
2010年05月17日 (28歳/男性)
2点お伺いしたいことがあります。
1)私の家系では父方、母方共に緑内障の遺伝があり、実際姉も緑内障患者です。
そのことからも私にも緑内障遺伝の可能性が高いように理解しています。
(現在症状はありません)
そこでレーシック手術が緑内障に影響すること、又、緑内障の危険性が少なからずあるものとして注意すべき点はありますでしょうか。
2)現在の職務内容がパソコン画面を凝視することから年単位では視力の低下を実感しています。
やはり現在の職務内容が続くようであれば、レーシック手術後も視力の低下の可能性はさけられませんか。
以上よろしくお願いいたします。
1)レーシック治療では角膜を削って近視乱視を矯正する為、手術後は角膜が若干薄くなる分、見かけ上の眼圧が少し低めに測定結果が出ますが、レーシック治療自体は緑内障の発症や進行に影響しませんので、レーシック治療を行った場合でも、特に緑内障になりやすくなったりすることございません。
また、万が一緑内障になった場合でも、通常通り点眼薬や手術などの緑内障の治療をお受け頂くことは可能です。
尚、緑内障の原因は様々なことがいわれており、血縁者に緑内障がある場合には緑内障になる可能性はあるため、定期的な眼の検査をお受け頂くことをお勧め致します。
2)見え方は個人差がございますが、翌日検診後は裸眼で生活頂けますので、レーシックを受けられたほとんどの方は、手術翌日検診後もしくは翌々日から通常の仕事に復帰されております。
最近では仕事等でパソコンを使用する頻度も高くなり、眼を酷使せざるを得ない環境が増えていますが、ほとんどの方はレーシック治療後に良好な視力を保たれております。
また、基本的に手術をしても、後で近視の戻りが出やすい眼と検査で判断した場合には手術をお勧めしておりません。
但し、最初の内は眼が疲れやすい、眼が乾きやすい、といった症状が出やすくなりますので、乾きを感じた際には点眼薬を使用して頂いたり、特にパソコンなど手元の作業をされる際には瞬きの回数が減ってより乾燥しやすくなりますため、意識して瞬きをして頂いたり、時折休憩を入れるなどされるとより良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。